IVXLCDM 瑠璃と虎目の指輪

初めに

今回紹介するのは、山梨県は甲府市に創設された装飾品のブランド、IVXLCDMの指輪二点です。少し発音し辛いブランド名ですが、以下IVXと省略します。私の一番好きな服のブランドkiryuyrikがこのブランドに装飾品の製作を依頼しているので、結構知っている人は多いのではないでしょうか。IVXは時々、所謂セレクトショップに赴いて受注会を開いていたりします。前からとても気になるブランドだったので、受注会へ足を運んでみました。

そこで目にした一点物の自然石達に心を動かされ、迷わず注文を決めました。定番品はいつでも手に入るので、実際に手に取って見ないと分からない、貴重な自然石に決めたのは英断でしょう。予算に限りがあるので、よく吟味して選びました。懐具合を気にしながら選び抜く作業もまた一興です。デザイナーの上島徹也氏は物腰の軟らかい人物で、近寄りがたい雰囲気など無く、話しかけやすい方でした。

内容物

画像はある程度省きますが、指輪は真っ黒で無地の、素朴な外箱に収められていました。その中に漆黒のベルベットのような材質の専用箱と、指輪本体が封入されていました。傷対策や酸化防止の為か、二重にチャックのついたビニール袋で丁寧に梱包されていました。

他に保証書と、指輪を磨くための布もついてきます。IVXの商品は二年の保証があります。布は少しざらざらとしていて、あまり強く磨くと傷が付いてしまうようで注意が必要です。

外観

受注品の場合、指輪本体の材質や色を選択することが出来ます。金は高いのでシルバー925の本体に艶消しの黒塗装を選びました。シルバー925の場合、金、銀、黒の三色から選べます。あまり華美な物は好きではないので、黒塗装一択でした。

天然石は種類・大きさと色々と悩みましたが、結局ぱっと見の印象や直感で一番最初に良いと思った物に決めました。大きなラピスラズリ(瑠璃)と小さいアイアン・タイガーアイ(鉄虎目石)です。

ラピスラズリは波打つ海面のような美しい青が印象的で、そこに金箔のような模様が浮かび上がっています。写真だと光を反射して分かり辛いですが、実際はもっと濃く、暗く、深い青色です。

指輪の外側が艶消しなのに対して、内側が鏡面仕上げになっており、IVXの刻印も確認出来ます。あくまで外側を地味に目立たないようにして、ブランド名を中に隠す控えめなところに好感が持てます。

アイアン・タイガーアイは名前が示す通り、縦に入った模様が猫科の動物の目のように見えます。全体が暗い茶色と言うか飴色と言うかそんな感じで、そこに金色の光沢部分があります。写真だと光沢がありませんが、照明の光などで照らしてやると、黄色っぽく見える所が静かに怪しく光ります。

本体が黒だと締りがよく精悍で自然石を良く引き立て、服を選ばないので重宝します。黒は全ての色を含んでいるので、どんな色とも相性が良い訳です。服でも一番パターンを美しく見せる(誤魔化しが効かない)色は黒ですね。パンツや靴など足元の物は黒の無地で固めると、どんな上着も邪魔しないので一番使い勝手が良いです。黒はお洒落をするには欠かせない色です。

嵌めた感じとしては、受注の際に号数をしっかり測っているので、きつくもなく緩くもない絶妙の装着感に仕上がっています。ラピスラズリの方は本体が結構大きいので、嵌めた時にずっしりと来ます。

最後に

高い買い物でしたが、一生物と考えれば納得のいく投資。お洒落に使う以外にも、結婚指輪としてIVXを選んでも良いかもしれません。受注では細かい指定が出来るので、世界に一つだけの指輪が完成します。ダイヤモンドやルビーみないに透明度が高く、綺麗に加工された宝石も良いですが、自然の荒々しさと美しさをありのまま残したような自然石も素晴らしいと思います。この辺りも他のブランドとは一線を画しています。

装飾品は野暮ったかったり、むさ苦しいブランドが結構多いですが、IVXは別物です。元々、装飾品は特別好きな方ではないですが、このブランドだけは初見から妙に気になる存在でした。初めて知った時から10年以上は経過したと思いますが、今回ようやく念願叶って自分だけの指輪を手にすることが出来ました。男女を問わず使える物が多いと思うので、気になる人は一度このブランドを調べてみて下さい。

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