初めに
2025年4月某日。気の置けない友人達と集まって一緒に食事を楽しんだり、友人宅でNetflixで映画を一頻り鑑賞した後、映画アンジェントルメン(原題The Ministry of Ungentlemanly Warfare、2024年制作)を観に行きました。原題は長い!一日映画漬けでしたが、私の仲間内ではよくやります。
監督はガイ・リッチー。脚本は三人いますが、知らない人達ばかりなので省略します。私は同監督の映画が好きで、この作品で八本目になります。映画館でガイ・リッチーの映画を鑑賞するのはキャッシュトラック(原題Wrath of Man、2021年制作)以来です。因みに、キャッシュトラックはフランス映画のブルー・レクイエム(原題Le convoyeur、2004年制作)が元で、こちらも大変良い映画なのでお勧めです。
主演はヘンリー・カヴィル。他の役者は、脚本と同じく知らない人達ばかりでした。ヘンリー・カヴィルと言えばマン・オブ・スティール(原題Man of Steel、2013年制作)で有名だと思います。それから近年の映画だとARGYLLE/アーガイル(原題Argylle、2024年制作)にも出演していましたね。アーガイルは早く円盤が欲しいのですが、何故か発売する気配が無いまま一年経過してしまいました・・・傑作映画だと思うのに何故だろう?一部で酷評みたいですが、信じられない。見る目が無い人達が多いですね。マン・オブ・スティールも最高の映画ですが、やはりこちらも一部では過小評価されているようです。
アンジェントルメンは友人に情報提供してもらうまで、存在を捕捉していない映画でしたが、ガイ・リッチーなら恐らく外れはないだろうと期待していました。それでは、忌憚の無い評価に行ってみましょう。まだ劇場公開中なので(もう少しで終わりそうな感じですが)、内容を知りたくない人はこの記事を見ないように。
粗筋
時は第二次世界大戦中、ナチスドイツの猛攻を受けていたイギリスは、アメリカの参戦を期待していました。しかしドイツは民間の商船、軍用船を問わずUボートを使って無差別に攻撃をしていたため、海を渡るのが非常に難しい状況にありました。アメリカの参戦を取り付けるには、Uボートの無力化が絶対条件。チャーチル首相(ロリー・キニア役)の命を受けたガビンズ准将(ケイリー・エルウィス役)は、実行可能な人物に心当たりがありました。それがガス少佐(ヘンリー・カヴィル役)です。准将と部下のイアン・フレミング(フレディ・フォックス役)は、呼び出したガス少佐と面接し、協力を要請します。ガス少佐はやってもいいが、仲間は自分が選ぶ事を条件に付けました。選抜の根拠となる、作戦に必要な各人の能力を簡潔に説明し、淡々と話を進めて行きます。選抜された人員の一人であるジェフリー・アップルヤード(アレックス・ぺティファー役)がドイツに拘束されていると知った彼は、目的地に向かう途中でジェフリーを救出して加え、引き続き作戦が行われる現地まで航海に出ます。本国、別動隊の工作員達と情報のやり取りをしながら、ガス少佐達は決行に向けて次第に作戦を詰めて行きます・・・
私はこの映画の乗りとしては、クエンティン・タランティーノの傑作映画(或いは最高傑作か)イングロリアス・バスターズ(原題Inglourious Basterds、2009年制作)みたいな感じだと思います(と言うのは乱暴か?)。バスターズより明るく軽く、よりアクション要素が強い作品です。
ここで、重要な事を説明しておきます。映画の冒頭で「事実に基いている」と言うような文言が表示されますが、これは残念ながら正確な表現ではありません。映画に登場する人物達は実名通りで実在した人達です。そしてポストマスター作戦も実際に存在しました。しかし、実際の作戦は「銃弾が一発も放たれる事なく完了した」そうです。史実の考証となると、膨大な時間と労力が必要になりますので、ここでは割愛します。この映画はあくまで歴史上の人物や作戦名を借りた、史実とは異なる創作であると理解する必要があります。事実に基いていると言う表現は誤解を招くので、もっと別の表現にした方が良かったと思います。
人によっては史実と異なる内容の映画を放映した事は、ナチス打倒に貢献した英雄達に対する侮辱だ、と憤るかもしれません。私は只の娯楽映画と受け止めましたが、事実を有りのまま伝えたいならドキュメンタリー映画にすれば良い訳で。私はこのような手法で歴史に光を当てて、人々に関心を持ってもらうのは悪くないと思います。
史実に忠実である否か、予備知識の有無によって大きく印象が変わってしまいますが、細かい事に拘らず楽しんだ者勝ちだと思います。元デルタフォース隊員のポール・ハウが日本の雑誌(確かコンバットマガジンだったと思う)の取材で、映画ブラックホーク・ダウン(原題Black Hawk Down、2001年制作)について聞かれた時、映画より原作(マーク・ボウデン著)の方が事実に近く正確さは九割ぐらいで、映画は七~八割程度だと答えていました。20年以上前の記憶なので、かなりうろ覚えですが、確かそんな内容でした。媒体が変わるごとに、どうしても考証の正確さが落ちて行きますが、アンジェントルメンはその辺は気にせず、創作として楽しめば良いでしょう。
音楽・映像について
音楽は要所要所で雰囲気を醸し出し、盛り上げる為の使われ方をしていたと思います。特別印象に残った曲は無いと思います。ガス少佐達がドイツ兵を蹂躙する場面は、まるで公園の中を散歩でもするかのような気軽さで次々と撃ち殺しています。不謹慎と言えますが、明るい音楽のおかげで陰鬱にならないで済んでいるとも言えます。このどこか明るく仄々とした音楽の挿入もまた、イングロリアス・バスターズに通ずるものがあると思います。
映像は概ね奇麗なのですが、私が鑑賞した劇場の画面照度のせいなのか、特に夜間の場面は結構見辛かったです。最終局面でドイツ兵達が酒に酔っている間、港で作戦を展開するところは特にそうでした。映画ゼロ・ダーク・サーティ(原題Zero Dark Thirty、2012制作)を劇場で観た時もそうでした。アニメ映画の機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイも、劇場では暗くて何が起きているか分からない、と言う話を聞いた事があります。しかしこれらは円盤で観た限りは、状況を把握出来るぐらいの状態でしたので、アンジェントルメンも自宅のテレビ画面で観る時はきっと、観易くなると思います。
最後の激戦では高揚感を煽るような音楽と、映像の細かい切り替え等により、逼迫感や急展開が良く表現されていたと思います。一方でやや流れ作業の様になってしまって、最大の見せ場なのに繊細な描写が不足していたとも言えます。
役者について
ヘンリー・カヴィルは、私のこれまでの印象では「優しい人、爽やかな好青年」と言う感じでしたが、この映画で完全に化けました。准将らと作戦について最初に話をする場面では、その場にあったスコッチを勝手に注いで飲み、葉巻を頂戴し、最後には上官に当たる人物のコートを所望するという傍若無人ぶり。礼儀とか奥ゆかしさとは無縁の、自由奔放で豪胆、男臭さを感じます。この映画では髭を生やしていますが、人物の個性にとても似合っています。スコッチのラベルには「special Old Scotch Whisky」と書かれておりますが(後日映画の予告動画で確認)映画用の架空商品かもしれません。役者は当たった映画の印象が強いと、それが固定されてしまいがちです。この映画では、ヘンリー・カヴィルはこれまで私が目にしてきた印象を覆すかのような、自由で生き生きとした役作りをしており、とても好印象でした。
アンダース・ラッセンを演じたアラン・リッチソンも印象に残った役者でした。彼は所謂テレビシリーズに多く出演している役者のようですが、この映画で初めて知りました。眼鏡をかけて知的な印象が光りながら筋肉隆々、ナイフと弓の名手と言う私好みの役を演じていました。アラン・リッチソンはナイフ捌きがとても印象に残っています。敵の息の根を止めるために、何度も繰り返し刺突するのは現実味があり、刺すだけでなく、刺した刃を横に滑らせているのがとても凶悪でした。逞しい見た目通り、生命力漲る力強さを感じる演技でした。
それから敵役のハインリッヒ・ルアー大佐を演じたティル・シュヴァイガーですが、イングロリアス・バスターズで元ドイツ兵のヒューゴ・スティーグリッツ(ドイツ語の発音では‘シュティーグリッツ‘)を演じていました。バスターズでは殆ど喋らなかったので、彼の地声とか演技が印象に残っていませんでした。映画を観た後で役者の情報を調べ、同一人物だと気付きました。こう言うのはよくありますね。スティーグリッツが寡黙な戦士だったのに対して、ルアー大佐は自尊心が強く、どこか小物に見えてしまう役柄でした。
話の展開について
基本的には肩の力を抜いて、難しい事を考えずに楽しめる娯楽映画だと思います。戦闘描写は特に緊張感が無く、ドイツ兵は日本の時代劇の切られ役みたいに、ばったばったと薙ぎ倒されて行きます。ガス少佐達が腕力にものを言わせた正面突破をするのに対し、他の工作員達は一味違った行動を取ります。マージョリー・スチュワート(エイザ・ゴンザレス役)とリカルド・ヘロン(バブス・オルサンモクン役)は互いに連携し合い、ナチスの重要書類を盗んで本国に内容を知らせたり、物資の調達や現地人の協力を取り付けたりと、工作員らしい行動で尽力します。モールス信号を使った暗号の送信等、この時代ならではのスパイ活動も出て来ます。マージョリーはハインリッヒに接近して、女性工作員ならではの人心掌握術を発揮しています。
これがただ銃弾をばら撒いて、火薬を爆発させるだけの映画なら途中で飽きてしまったでしょう。めりはりを付けて有事(荒事)と平時(地味な裏工作)を切り替え、敵味方双方の人間関係にも焦点を当てる事で、登場人物の掘り下げが出来ています。それによって物語に膨らみが生じ、作戦の進捗も分かり易くなっています。
私が何よりも気に入ったのは、筋書やどんぱちの方ではなく、沢山の魅力的な登場人物達です。最初の方でウィンストン・チャーチルが「ドイツに降伏しても和平は結べない」みたいな事を言っていましたが、これは現在のウクライナ対ロシアの戦争にも当て嵌まると思います。そもそも話が通じる相手なら、最初から戦争など起きないからです。チャーチルと言えば、マティーニで有名な人ぐらいの知識しか無かった私です。彼の人となりについて詳しい事を知りませんし、実在の人物と映画の表現には乖離があるかもしれませんが、安易な妥協をせず、真っ向から戦う事を選択した姿は実に小気味良かった!これが意思の弱い政治家なら、簡単に周りの説得に応じたり、反対に押し切られたり、物事の善悪や道理、大局と言ったもので判断せずに終わっていた事でしょう。
チャーチルを支えるガビンズ准将とイアンもまた、魅力的な人物達でした。政治生命しか考えない政治家と違って、彼らは国の存亡の為に自分がやるべき事を弁えている賢人達でした。自分の地位や生活を守る事より、進退など知った事か!と言わんばかりに、反対勢力達と向かい合う姿は「自分にもこんな上司が欲しい」と思わせる程の説得力がありました。この映画に登場する上官達は、部下に対して理解ある人物ばかりで、私もこのような上司に恵まれたかったと心の底から思いました。
私の人生で本当に信用(信頼ではなく信用)出来る先輩・上司は一人しかいなかった。最近仕事で経営陣や上司が全く信用出来ず、嫌な気分になっていたので猶更でした。この映画を観ると、本当に頑張っているのは現場の人間で、一部の中間管理職や上位の存在が役に立たないのは、どの国でも共通なのかと思いました。
私が一番記憶に残ったのは、やはりガス少佐でした。前述しましたが、最初にガスが任務の説明を受ける場面。その場にあった酒を勝手に注ぎ、葉巻を頂戴し、上官のコートまで所望する太太しさと、堂々と自分の欲しい物を手に入れる自由奔放さが実に面白い。この時点で彼を気に入ってしまいました。彼の有能さは、仲間達を見れば分かります。最高の人物の元には最高の仲間達が集う。
うろ覚えで間違っていたらすいませんが、途中で海軍のお偉いさんと無線で会話するところでは「あーあー、良く聞こえません。邪魔するなあほ。」みたいな感じで、階級が上の人間に対して一切引けを取らない強さを見せています。相手が誰であれ、自分が正しいと思う事を貫いて押し通る。最高に格好良いと思います。ここでもガビンズ准将とイアンは不敵に笑い、チャーチルを下ろそうとする者達と真っ向から睨み合い、一歩も引けを取りません。私も見習いたいものです。
正義の味方側に対して、敵役の方は少し役者が不足していたと思います。敵役の代表はハインリッヒ・ルアー大佐ですが、イングロリアス・バスターズのハンス・ランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ役)やヘルシュトローム少佐(アウグスト・ディール役)程の存在感や凄みはありませんでした。しかし彼は俗に染まっているように見えて中々切れ者で、後半でスチュワート嬢が工作員(ユダヤ人)である事を一瞬で見抜く場面があります。ドイツ兵達を集めたパーティーの席で、彼女が見事な歌を披露するのですが、それを聴いたハインリッヒは部下に「今のはイディッシュだ」と耳打ちします。イディッシュとはイディッシュ語の事でしょう。多分、歌の中に紛れていたのだと思います。イディッシュ語は東ヨーロッパからロシアにかけて、ユダヤ人が使っていた言語です。マージョリーもユダヤ人です。酒の席で酩酊感もあったかもしれませんが、それを見逃さず、ユダヤ人文化に詳しかった(彼を知り己を知ればと言うやつでしょう)ハインリッヒも凡夫ではありませんでした。
世界に散ったユダヤ人達は、基本的に居住地域の言語を口語として用いていました。ヘブライ文字は使われていましたが、口語としてのヘブライ語は凡そ2,000年ほど使われずに封印されていました。それをイスラエル建国(1948年)の際に公用語として復活させているのです。自分達の文化を守れない民族は滅ぶしかないですが、ユダヤ人は2,000年も文化を守り続けて来た事になります。ユダヤ人は恐るべき民族で、日ごろ文化を蔑ろにしている日本人は見習うべきです。
そして終幕。作戦は成功したものの、軍規違反で刑務所に送られた工作員達が呼び出される最後の場面。チャーチルが直々に面会に訪れ、作戦の成果の報告を行い、これからは工作員達が首相傘下で任に就く事を伝えます。そして机に並べられた労いの料理と酒。きっと彼らは見返りを求めず、刑務所に送られた事を後悔していなかったでしょう。それでも、自分達の努力が認められ、はっきりと肯定されたのは実に清々しい気持ちになったと思います。良い締め括りでした。
銃火器について
主に、この当時に実在したであろう銃火器が登場しています。前述した通り、この映画は史実に大幅な脚色を加えているので、銃火器の時代考証についても正確でない可能性があります。例えばこの映画で大活躍したステン・マークⅡですが、サイレンサー付きの型が正式に登場したのは1943年です。ポストマスター作戦が行われたのは1942年なので、この年にはまだ正式には存在しなかった筈です。映画の演出としての理解や、試作品と言う想像で納得すれば許容範囲だと思います。アンダースが使ったコルトM1911A1にもサイレンサーが取り付けられていましたが、恐らくこの当時には存在しなかったと思います。ステンは腰溜め撃ちで使われる事が多く、ガス達は近所の歩道を闊歩するかの如く悠々と、死の雨を降らせていました。
ジェフリーを救出する場面では、フレディ・アルヴァレス(ヘンリー・ゴールディング役)がMG34を二梃を繋げた銃座に跨って乱射し、襲撃に気付いたドイツ兵を建物の壁ごと貫通して薙ぎ倒すのが印象的です。私は壁抜きして敵を倒す表現が大好きです。ヘンリー・ゴールディングはアジア人っぽく見えましたが、マレーシア系イギリス人だそうです。マシンガンの掃射に先駆けてアンダースが手榴弾を爆破させますが、この時にガス少佐が「Sounds like stealth mode`s over」と呟きます。このあたりはFPSゲームの隠密縛りが解けた瞬間みたいで面白いです。隠密縛りをしていても、目の前にマシンガンの銃座が現れたら乗らずにはいられないでしょう。
ヘンリー・カヴィルはかなりのゲーム好きのようで、据え置き機(Xboxやプレイステーション)ではなく、パソコンでゲームを嗜んでいるようです。以前は出来合いのカスタムPCを使っていましたが、最近はゲーム用のパソコンを、自力で組み立てしている動画がYouTubeに上がっています。私も一度は自作を考えましたが、グラフィックボードやメモリ増設等、お金が掛かり過ぎるので躊躇して、これまで手を出した事がありません。パソコンゲームと言えば、SWAT3やOperation Flashpointは燃えたものです。昭和~90年代が最高でしたが、2,000年代初頭は今より世の中がもう少しましで活気がありましたね。据え置き機に移植されたF.E.A.R.やHalf-Life2にも相当嵌まりました。F.E.A.R.は今でも飽きずに遊んでいます。
総評
ガイ・リッチー制作の第二次大戦物の映画としては、シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(原題Sherlock Holmes:A Game of Shadows、2011年制作)以来の作品。同氏は出来・不出来にややむらがあると思いますが、今回はなかなかの良作だったと思います。戦闘場面は正直なところ大味だと思いますが、分かり易く痛快でもあり、深い事を考えずに楽しめます。戦争と言う人間最大の罪悪を描いた作品であるものの、暗い雰囲気にはならず、不謹慎な程明るい乗りでナチスが狩られていきます。キャッシュトラック、コヴェナント/約束の救出(原題The covenant、2023年制作)のような真面目で緊張感が溢れる映画を撮る一方で、今作の様な作品も撮るガイ・リッチーは実に多才だと思います。
イングロリアス・バスターズに近い乗りだと思いますが、こちらの方が圧倒的に娯楽性が高く、アクション要素が強く仕上がっています。私は撃ち合いよりも、登場人物の個性が溢れ、人同士のやり取りの方が面白かったと思います。敵役の存在感や重要度は低かったと思います。先に述べた様にハンス・ランダやヘルシュトロームのような役が不在で、主役陣が強過ぎた感じです。
ガイ・リッチーが好きな人、大戦物が好きな人、単純明快なアクション映画やスパイ映画が好きな人にお勧め出来ます。誰もが知っている過去の大戦が題材で、起承転結がはっきりとしているし、単純明快で分かり易い映画。変に凝ったりせず、王道的な展開であるものの、安っぽさは無いと思います。一方で、繰り返し観る程の映画かと問われると、ちょっと怪しいですが。お金を払って、一度観る分には損しないとは思います。既に連休に入った人達が多いと思いますが、有意義な連休の過ごし方として、映画を観るのも良いでしょう。余りお金がかからないですしね・・・気になる人は公開終了になる前に観に行きましょう!
最後に
コロナの影響で自宅で映画を観る人口が増えて、そのせいで映画館へ足を運ぶ人達が減り、結果として劇場映画の勢いがここ数年でかなり削がれたと思います。しかし、去年辺りから何となく映画業界が盛り返しているような気がします。去年は何度か劇場へ足を運び、沢山映画を楽しめました。私は映画は劇場と円盤で観る派なので、嬉しく思っています。そして、六月にはあの名作がついに完結しますよ・・・今後も良い作品があれば伝えていきたいと思いますが、次の劇場映画は恐らく☣28年後…でしょう。
記事公開 2025年4月29日