レグナテック ベール ブックシェルフ

初めに

2024年12月に新しい家具が届きました。レグナテックベール・ブックシェルフです。横文字を使っていますが、本棚ですね。レグナテックは国産の木材を使った日本製の家具を製造している感心な企業ですが、どうせなら商品名も日本語にして欲しいところ。

増え続ける本やDVD、CD(200枚は処分したけどまだ400枚はある)の収納力強化の為に家具を新調しました。木材はウォールナットとオークの二種類から選べますが、私はウォールナットを選択。塗装はウレタン塗装のみです。寸法や詳しい仕様は公式サイトに任せるとして、実際に使ってみた感想を忌憚なく簡潔に述べたいと思います。

外観

寸法は最初に確認しているので分かっていた事ですが、やはりかなり立ちがありますね。高さは約1,695mmあります。天井が低い家だと、設置するのも一苦労だと思います。実際、父に手伝って貰って自室へ運び込む時、引き戸を外して本棚を横倒しで運搬しないといけませんでした。

奥行きは全長に対して短いので、もし強い地震が発生した時は、多分倒れて来ると思います。最近、地震の防災体験をしましたが、東日本大震災級の揺れは相当凄まじいので、それに耐えるのは無理ですね。手で押したぐらいではさすがにびくともしないですが、両手で揺すると前後に結構揺れます。私はこの商品は改善の余地有りだと思います。脚が細くて頼りなく見えますが、安定感の無さはやはり全長と幅、奥行きの均衡が取れていないのが大きいでしょう。予想出来た事なので納得した上で購入していますが、収納を四段ではなく三段にして、その分幅を広げるとか。重心を低く持ってきた方が安定して良いと思います。それか縦に長いか横に長いか、二種類展開して客の好みで選択出来ると良かったですね。

収納には蓋が付いており、上へ跳ね上げて格納出来るようになっています。この動きは滑らかですが、摩耗などによって劣化しないか少し気になるところ。蓋は真横から見ると「Jの字」みたいになっていますが、これはこの窪みに本などを立てかけておく為の物です。ここに埃が溜まりそうなので、まめに掃除が必要でしょう。

木目は美しく、ウォールナットの色合いがとても落ち着いています。個人的にはウレタン塗装ではなく、オイル塗装か、何なら無塗装でも良いのですが。ウレタンは傷防止の為や、色合いの調整に使っていると思いますが、塗装しようがしまいが、結局最後には傷だらけになるので無くても結構だと思っています。実際のところ、ウレタン塗装をしても強度が特別上がる訳でもないし。また、ウレタンは熱を加えると白く変色してしまいます。机に熱い薬缶などを置くと変色するあれです。一方、オイル塗装や無垢のままなら木材は呼吸するので、そちらの方が住環境には良いと思いますがね。

構造上、隙間が所々ありますが、そこから埃の侵入があるかもしれません。私は本が日焼けしたり埃を被ったりするのが嫌で、扉付き・蓋付きの本棚が絶対条件でした。

収納について

収納は全部で四段あり、高さが充分確保されているので大型本でも難なく入ります。一方で、大型本が全く無い人の場合は、この高さが無駄になってしまって勿体無いとも言えます。中板は固定式で、調整出来ません。その分、強度は充分あると思います。板の肉厚も充分です。よく左右に付けられた螺子穴にビスを嵌めて、中板の高さを調整出来る収納がありますね。ああ言うのは大概、重さに耐えきれず中板がしなってしまう事が多々あります。あれは良くないですね。

横から見ると分かりますが、この本棚は下から上へ緩く傾斜が付いています。上へ行くほど奥行きが狭くなります。奥行き寸法は一律ではありません。上記右側画像を見ると分かりますが、どの収納場所であっても、文庫本であれば前後に二冊並べる事が出来ます。背後に大型本、前に文庫本と言う組合せなら無駄が少ないかもしれません。

私がこの商品で気に入っている点の一つが、収納の蓋に本やアナログ盤を展示出来るところ。材料を無駄にしない、面白い仕掛けだと思います。前述した傾斜が付いている理由はデザインもあると思いますが、本を立てかけた時に前に倒れ込まないように、背中を預ける意味もあると思います。上記画像にある通り、アナログ盤、本、CDと何でも陳列出来ます。たまに物を入れ替えて飾ると、部屋が生き生きとして明るくなりそうですね。dEUSのレコードやMarillionの限定版がとても映えています。

最後に

新しい家具を手に入れると、そこに何を入れようとか、それ以前に何処に設置しようとか色々悩みますが、そうやって悩むのが楽しいですね。この記事で映っているのは私が持っている本の一部ですが、まだ読まないまま積んだ状態になっていたり、購入を控えている本が何十冊とあったり。肝心の本読みが進んでいないので、読書に割く時間を増やさなければと思っています。良い家具がある空間は、豊かな空間だと思います。ずっと住む家なので家具には拘って、居心地の良い場所にしたいと思います。

記事公開 2025年3月8日

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