初めに
私は酒が大好きで、飲む時にお気に入りのグラスに注ぎ、酒の色を楽しむのもまた美味さを増強させる為の良い手段だと考えています。近年、購入した中で使用頻度が高いのがリーデルの製品です。日本のカガミクリスタルの製品も所有していますが、リーデルと比較すると単価が高いのと、傷が付き易い気がします。費用対効果や調達のし易さを考えると、リーデルの方が日用品として秀でていると思います。
私がよく行くバーでも、リーデル製品はよく目にします。安物買いの銭失いと言う格言がありますが、粗悪品の跳梁を許すと文化・技術の衰退を招きます。私は良き物を永く使う、ということを大事にすべきだと考えています。酒と言う嗜好品を楽しむ豊かな時間をより充実させる為、小道具にも拘りたいところです。最近購入したロックグラスのほか、リーデルの綺麗なグラス達を簡単に紹介したいと思います。
使用感
リーデルは公式サイトを見ると分かりますが、用途に合わせて様々な商品が用意されています。基本的に「マシンメイド」と表記がありますが、一部の高級品は「ハンドメイド」になっています。生産国はドイツ若しくはオーストリアです。注意点としてゴー・ウィズ・オー等一部製品は、革の入れ物が中国製だったり、手入れの布が中国製だったりします。そこは全て、ドイツかオーストリアで生産しろよ!!と思います。
一部例外があるものの、同社製品は基本的に2脚一組で販売されている事が多いです。黒を基調とした箱に収められてきます。箱にはMADE IN GERMANYの文字が確認出来ます。ロックグラスやタンブラーは肉厚ですが、コニャックグラスやウィスキーグラスは薄く作られ、指で弾くと綺麗な音を奏でます。
安物と違い、グラスの透明度や輝きは目を見張るものがあります。
上記にリーデルのグラス達を上げました。勢揃いすると流石に壮観です。左からロックグラス、ワイングラス、カクテルグラス、コニャックグラス、ウィスキーグラス、タンブラーです。用途に応じて使い分け、酒を見た目でも楽しんでおります。
最後に
最近、ついにGDPでドイツに抜かれ、日本は世界第4位に下がりました。国民一人、一時間あたりのGDPでは、日本はもっと転落します。ドイツは同じ工業国でも原発を停止し、グリーンエネルギーの先進国です。労働環境は日本と比較にならない程良好な国です。良い製品は良い労働環境から生まれると思います。
ダイハツの不正が明るみになり、トヨタ系列のいい加減さが露呈しました。出来る事なら、日本製品を贔屓して購入したいところですが、魅力的な製品が減少しているのが現実です。私は現実主義者なので、良き物であれば外国製品でも購入します。リーデル製品は素晴らしいですが、日本はもっと頑張って、購入意欲をそそる物を作って欲しいと願うばかりです。
リーデル製品は費用対効果に優れ、日常を豊かにしてくれる製品を提供してくれます。安物を購入するより、皆で良質な製品を末永く使う習慣を身に付けましょう!