初めに
2026/2/14開封、価格は3,350円。度数50.0度、容量700ml。産地はフランス海外県マルティニークのクレマンです。この日は、先日の大雪や寒さが信じられない程、馬鹿みたいに暖かくなった日でした。風呂場で蚊の死骸を見たぐらいです。越冬の時期なのか、自宅付近で初めて鶫(つぐみ)を見ました。栄養が良いのか丸々としています。

近くを通り過ぎても、カメラを向けても逃げませんでした。普通、野鳥は警戒心が非常に強いので少しでも寄ったり、カメラを向けただけで逃げるのですが。不思議な事に、ある一点を見つめたまま数十分は同じ場所にいました。非常に愛らしい。鶫は雀目だとか。確かによく似ています。最近は雀、椋鳥、鵯を近所で全く見なくなりました。鴉でさえ見ない。そんな中、珍しい鳥を見られたのは貴重でした。

クレマンは去年バーで知った銘柄で、青く綺麗な瓶が目を引いて購入しました。瓶の正面に、マルティニークのアグリコールラムである事が表記されています。カンヌブルーは限定品ですが、度々この名を冠する商品を出しているようです。ネットを検索するとこの2017より、古い商品の情報の方が多く出て来ます。
色・香り、味わい
色は無色透明。ホワイトラムらしく生成の香り。つんとした酸味や発酵臭があります。少しだけ生臭くも感じるかもしれません。原料は砂糖黍ですが、不思議と麦類の香りもしました。この香りはニューメイクとかコルンにも近いでしょう。


味わってみてすぐに感じたのは、ラムと言うよりはグラッパの様な風味でした。この印象は最初だけ感じました。アルコールは口に含んだ瞬間はやや強く感じ、中間は溶ける様に柔らかく、後半にまた強く感じます。強いと言っても、50度にはとても感じられない。飲んだ後で数字を確認しましたが、最初は40度ぐらいかと思った程です。非常に滑らか。私は普段ホワイトラムは余り買いません。白いのはラムJMのブラン以来ですが、あちらが野性味に溢れていたのに対して、こちらはやや洗練されている印象。多分、雑味が少ないのだと思います。樽熟成せず度数が高めですが、それを感じさせないすっきりとした味わいです。

最初の一口・二口で凄く美味いと思いました。しっかりとした甘さがあるがしつこくなく、余韻に何となく無花果の様な風味を感じました。少しだけ苦みがありますが、この苦みが甘さを締まりの良いものにしています。最初に渋みや甘さを感じ、後半は程良い香辛料の刺激と共に静かに終息して行く。引きは早いでしょう。香辛料の刺激は、長く残ります。二日目には、香ばしい珈琲の様な風味もしました。消費が進むと繊維っぽいと言うのか、少し雑味を感じるようになりました。
ところで、オリンピックがうざったい。家族が観ていると、嫌でもこちらの視界に入って来るので困ります。カーリングは「やーやー」煩い。卓球もそうだけれど日本だけでしょ、あんな気違いみたいな声上げるの。
最後に
バーの中には、ホワイトラムやジンをカクテルの材料としか見ていないところがありますが、勿体無い。充分、ストレートで楽しめる品質の商品もあります。これが正にそう。限定品と言う事も考慮に入れると、この価格でこの品質は満足。クレマンの他の商品を試したいと思わせる、とても良い出来でした。ご馳走様。
記事公開 2026年4月4日

