ポッチゴー 12年

  • 2022-08-12
  • 2023-02-18
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初めに

2022/7/8開封、価格は4,980円。度数43.0度、容量700ml。産地はスコットランドのスカイ島、1976年に設立されたプラバン・ナ・リンネ社(Praban Na Linne Ltd. )が販売しています。

ポッチ・ゴーとはゲール語でBlack Still(若しくはIllegal Still)を意味しています。直訳すると黒いポットスティルで、密造酒時代に非合法であったポットに由来します。

キーモルトはタリスカー、低温濾過もフィルター処理も施していない自然派ウィスキーです。

色、香り

色は瓶内だとかなり濃く暗い色に見えますが、注ぐと少し明るい琥珀色です。香りはバニラ、カカオ、ピート香があると評するサイトもあるのですが、私にはそれらは感じられませんでした。

甘くて華やかな香り。柔らかく上品で、鼻につんとこない。私には何か「優しい花の香り」だと感じられました。或いは香水やシャンプーと言ったところでしょうか。薬品臭いとか、科学的で嫌な臭いという訳でなく、好ましい香りです。とても個性的で、恐らく今まで体験したことが無い香りだと思います。サントリーに買収された時分のボウモアも、香水のような香りと言われていますね。ポットスチルの清掃の仕方一つとっても、香りが変わるようです。

味わい

口当たりは優しく、アルコールの刺激は弱め。仄かにピートの薫香と、若々しい樽の香りがします。控えめで癖の無い味わいです。最初の印象はぼんやりとして正体が見えない味わいで、決して不味いわけではなく、かといってもの凄く美味いと言う訳でも・・・と言う感じでした。しかし、その後は飲む度に印象が変わる感じで、後半ほど美味しくなったと思います。

軽く蜂蜜のような甘さと、果実感があります。果物の中では林檎のような爽やかで、くどくない果物でしょう。焦がしたキャラメルや洋菓子のような苦味・甘味もあります。余韻は殆ど残らず、水のように飲めるウィスキーです。

ところで、開封した日は例の安倍襲撃事件がありました。あのような事件が起こるとは思っていませんでしたが、別段驚きも感動もありませんでした。職場の仲間は騒いでいましたが、私は「ああ、撃たれたのか」と淡々とした何処か冷めた感情で受け止めていました。これまでの悪行を考えれば、因果応報と言うにはあまりに温い最期でした。しかし、あのまま生きていたとしても、森友問題や桜を見る会などの真相解明には至らなかったでしょうし、正直なところ早々に退場してくれたのは僥倖でした。最近は国葬にするとかいう話が上がっていますが、国葬にするならすればいいし、金を払っても良いです。その代わり、売国議員も電通のような連中もまとめて葬送しろと言いたいです。

最後に

ちょっと高いけれど、同じ年数のバランタインやシーバスリーガルより美味いです。今まで飲んだブレンドウィスキーの中ではかなり美味しい方だと思います。12年のブレンドウィスキーとしては高いけれど、2倍ほどの値段で21年があり、そちらは逆にお得な感じがするので、機会があれば買ってみたいです。ご馳走様!

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