ベンロマック ピートスモーク2006

  • 2021-04-26
  • 2022-10-06
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初めに

2021/3/11購入、価格は7,280円。産地はスペイサイド、樽の種類はファーストフィルバーボンバレルです。度数46度、容量700ml。蒸留年は2006年、瓶詰は2015年。蒸留所の現在の所有者はゴードン&マクファレル。販売店の謳い文句は「スモールバッチで生産の為、入荷後すぐに完売となってしまう人気商品」とのこと。現行品の素っ気ないラベルと違い字体が可愛らしく、こちらの方が好感が持てます。

色、香り

ピートスモークの名の通り薫香があります。香りには上品さがあります。色は薄い黄金。

味わい

飲んですぐに「若い」或いは「熟成感が無い」と思いました。アルコールの刺激を強く感じ、甘味旨味をほとんど感じなかったです。若い原酒によくある「厚みが無い」を感じました。口内に香ばしさが広がりますが、アイラモルトよりやや大人しめに感じます。また、塩気を強く感じました。

しかし、三日が過ぎて半分ほど飲んだ後は甘味旨味が増したように感じました。刺激は相変わらず強い。膨らむような感じはありませんでしたが、萎んだ感は薄れたと思います。モルトが好きな方なら解かると思いますが、良い原酒に充分な熟成期間を与えればアルコールの刺激は弱くなり(度数を感じさせない)、円やかさや甘味が前面に出てきます。感覚的なもので言葉にするのは難しいですが、口に含むと厚み(存在感)があり、旨さが膨らむような感じがします。不味い酒は飲むと萎んだ感じがして、中身がすっかすか。ぴりぴりと刺激が尖って、苦いと言うか渋いと言うか、とにかく美味くないですね。

さらに飲み進めて残りが二割程度になった時、少し青臭さが出てきて甘さや豊潤さが増しました。ここまできて初めて美味いと感じました。概ね満足しましたが、費用対効果を考えると同価格帯は勿論、これより安い価格帯で競合出来るモルトがあると思いました。

最後に

初めて飲んだ銘柄ですが、悪くなかったです。デザインに惹かれて買いましたが、直感で良さそうと思った物は迷わず試そうと思います。やらぬ後悔よりやって後悔。10年の新ボトルが「10年とは思えない熟成感」との触れ込みなので、その内試そうと思います。

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