初めに
2023/5/20開封、価格は2,320円。度数35.0度、容量500ml。産地はモーリシャスのロムリー・デ・シャマレル蒸留所です。自社農園で栽培されたコーヒー豆を、アグリコールラムに漬け込んで作られています。
アグリコールラムとは糖蜜からではなく、さとうきびジュース100%をそのまま発酵・蒸留して作ったラムのことを指します。この商品はコーヒーリキュールにしては度数が高い方ですね。
色・香り、味わい
色はかなり濃いカラメル色。焙煎したコーヒー豆を漬け込んでいるので、色移りしているのかもしれません。香りは甘ったるい感じです。
一口飲んで、子供の時に食べたムギムギと言う駄菓子を何となく思い出しました。原液で飲むとかなり甘く、濃厚な味わいです。私にはラムっぽさはなく、黒糖梅酒みたいに感じました。
甘い物好きな人なら喜ぶでしょうが、そうでない人なら甘ったるく感じるかと思います。甘さはかなり濃いものの宣伝通りべたつかず、余り後を引かないと思うのでさっぱりした甘味とも言えるかもしれません。口の中では確かにべたつきませんが、瓶の口に液が垂れた時はさすがにべたべたします。
疲れた時などに軽く一杯飲む程度なら、割らずに原液で飲んでも良いかと思います。ただ何杯も続けて飲みたいとは思わないので、炭酸で割って飲んでみることにしました。最初冷凍庫で冷やしたタンブラーに原液を45ml入れて、炭酸水を7~8分目ぐらいまで注いで飲みました。こう言うのをカルーアソーダと呼ぶのでしょうか。
多めの炭酸水で割ると不味くはありませんが、元の良さを殺していると思いました。そこでいつもスコッチなどに使っているリーデルのウィスキー用グラスを用意し、凡そ1:1にして飲みました。甘さとさっぱりした飲み易さの調和が取れて、丁度良いと感じました。
最後に
たまにはこのような甘いお酒を楽しむのも良いと感じました。そのまま飲んでも良いけれど、カクテル用として汎用性が高そうな気がします。美味しかったです、ご馳走様。