初めに
2025/11/23開封、価格は2,990円。度数18.0度、容量500ml。産地はドイツのアバディス蒸留所です。フェルディナンズのヴェルモットはこれまでいくつか買ってきましたが、ドライと名が付く物は恐らく初めてです。ラベルのデザインが何となく、エナジードリンクみたいに見えます。

このヴェルモットはコーヴァル・ドライジン(別記事有り)と合わせてマティーニを作るのに使いました。フェルディナンズはジンの出来は出色ですが、ヴェルモットに関して言えば他の銘柄でも間に合ってしまうとは思います。費用対効果が芳しいとは言えない。が、何故かたまに買いたくなる銘柄です。
色・香り、味わい
色は明るい黄金若しくは小麦色。香りはヴェルモットらしく饐えた発酵臭がしますが、消費が進むと香りが落ち着きました。ここの商品はコルクを一度抜くと替え栓が必要なので、以前購入したゴールドキャップ(限定品のジン)に付属されていた栓を今でも使っています。



葡萄由来の香りや味わいが広がり、程良い酸味と爽やかさを感じます。最初にいくばくか甘さを感じるが、すぐに苦みに置き換えられて、この苦みは余韻まで長く続きます。間違いなくドライでしょう。今まで飲んだヴェルモットの中では、一二を争う程辛口だと思います。最初の印象ではこれ単体で飲むよりも、カクテルの材料にした方が良いように感じました。
マティーニの材料にする以外は甘口の方が好きですが、慣れるとこの苦さも好ましく思えます。半分程消費すると苦みが落ち着いて、飲み易くなったと思います。葡萄由来の豊かな風味と心地良い酸味が口に広がり、飲み始めより風味が花開いた印象。口の中で感じる香りがとても良い。味覚としての甘さは控え目ですが、香りがとても豊かで、香りそのものが甘いと感じます。
最後に
人工的な砂糖の様な甘さではなく、果物由来の爽やかさを伴った自然な甘さ。ヴェルモットは銘柄毎の違いがはっきり分からないが、フェルディナンズはどこか別格と感じます。この商品は味わいよりも、香りがとても素晴らしく印象に残りました。
記事公開 2026年1月2日

