初めに
2024年某日、愛知県は常滑市に訪れました。常滑焼を買い求める為、とこなめセラモールへ行きました。そこにある店舗の一つかねよ渡辺陶器店では、陶器の他に革製品も扱っています。以前訪れた時に購入した革製品が良かったので、追加で購入させてもらいました。
社名はIN BLOOM leather carving studioと言うそうですが、商品に打刻されているNatural Markと言うのがブランド名かと思います。今回はこのブランドの革製品を軽く紹介します。尚、陶器については「別記事」で紹介しています。
Natural Mark
このNatural Markと言うブランド、かねよ店主の弟さんがやっているそうです。一つ一つ手作りの日本製です。一見素朴ですが、飽きの来ないセンスあるデザインだと思います。
革製品としては定番の鞄や財布以外にも、配線を纏めるクリップのような変わった商品もあります（配線クリップは現在作られていないと思われる）。私が最初に購入したのは、深く鮮やかな赤色が印象的な眼鏡入れや、黒く凛々しいキーホルダー。
服飾関係も例外無く、「原材料高騰」を受けてどんどん値上がりしています。この先、物価上昇に歯止めがかからず、大企業を除いて賃上げも望めないと思います。高価な商品は今が買い時かもしれません。
追加で購入した筆入れは特に色が奇麗です。内と外で色が違い、少し枯れた葉だとか茶葉のような色から、鮮やかなエメラルドのような色まで。全体的に色むらがあり、色の美しさに眼福です。
身近な生活用品でもこのような洒落た物を使えば、人生の潤いが違います。仕事用で書店で購入した千円ぐらいの筆入れは、すぐに壊れてしまいました。長期的に見れば、最初に高い投資をしても継続して使えるなら、そちらの方が経済的であるのは言うを俟ちません。
パイロットS20
おまけでパイロットのボールペンをご紹介。本体に金属と木を使ったボールペンS20です。量産品ですが安っぽさが無く、品の良い感じです。持つとしっかりと重さを感じられます。日本製です。付属のインクは0.7mmの黒色ですが、太さや色の違う（赤・青）替え芯を使う事も出来ます。インクは滲んだりせず、とても書き易いと思います。
本体の色は何色かありますが、私が購入したのはディープレッドとダークブラウンです。本当はマホガニーが欲しかったのですが、売り切れでした。恐らく、この商品は現在廃盤になっているので在庫限りだと思います。
今時は安いボールペンでも替え芯がありますが、安物だと交換を面倒臭がってペン本体が捨てられてしまう事があります。勿体無い精神は大事だと思いますので、使い捨てではなく本体は出来るだけ使い回したいと思います。私は喫茶店で珈琲を飲みながら本を読むのが好きですが、喫茶店で読書や勉強をしている時に、お洒落なボールペンをさっと出せると良いですね。
最後に
陶器以外でも良い買い物が出来ました。良い物は世代を超えて受け継がれます。大事に使っていきたいと思います。今時は何でも高いので、もはや既製品も安いとは言えなくなってきました。
日本人は目先の事しか見えない人が多いので、もっと先の先まで見通しが広がると良いですね。最終的な損得勘定が必要です。良い物を長く使いましょう。まだまだ常滑市は見所を残しているので、再訪が楽しみです。
