初めに
長い間PanasonicのドライヤーEH5415使ってきたしたが、前から電線に撚りが付きまくるのが気になっていました。最近になって、温風を出すと異臭まで発生するようになり、いよいよ買い替えが必要となりました。ドライヤーは値段が高いくせに中華製の物が多いですが、日本製で低価格の物を探していました。そこで候補に挙がったのがテスコムのドライヤーです。どちらかと言うと業務用みたいですが、機能を果たせは問題無いので深く考えずに購入しました。
外観・付属品
価格はネット通販で9,000円程でした。外箱が思いの他豪華でした。白を基調とした箱に綺麗なプリントがされています。外箱は保管せずに捨ててしまうので、勿体ないですが。
本体と付属品は型抜きされたプラスチックの内箱に綺麗に収められています。付属品は説明書の他、二種類のフード（乾かす用と整える用）とスタンドのみ。
部品のフードは作りがしっかりしており、ちゃんと剛性があります。セラミックのフードは少し嵌め辛い感じでした。ただ私の場合、ある程度髪が自然乾燥してからドライヤーで乾かすので、フードは常に整髪用の物を固定しています。髪がびたびたに濡れている状態でドライヤーを使うと、無駄に時間がかかってしまう上に不経済です。濡れた髪は痛み易いと言われていますが、濡れた側から痛んでいく訳ではないので。逆に熱を加えて短時間で強引に乾かす方が、髪に悪いのではないでしょうか？
なので私は、手で触った時に少し湿り気が残った状態までなった時、仕上げでドライヤーを使って乾かすようにしています。髪は長い方ですが、だいたい1～2分しか時間をかけません（かかりません）。
上記画像で比較すると、テスコムの方が一回り大きいのが分かります。Panasonicのドライヤーは、電線に撚り癖が定着してしまっているのが確認出来ます。テスコムは、小型で嵩張らない物が欲しい人にとっては、敬遠するかもしれない大きさです。
スタンドを使ってこのように立て、両手を空けて使用出来るようです。私の場合、出番は無いと思いますが。スイッチが三種類あるのが確認出来ますが、上から順に冷風スイッチ、温度切り替えスイッチ（三段階）、風量切り替えスイッチ（三段階）です。
性能・使用感
冷風スイッチと風量切り替えスイッチは押し込むのではなく、横に滑らせる仕様です。かなり軽い力で操作出来るので使い易いと思います。温度切り替えスイッチは、押し込む度に温度が切り替わります。私の場合、使用中に本体の大きさや重さは特に気になりませんでした。
作動音は特にうるさいとか静かとかありません。今まで使っていた物と大差ありません。音の種類はかん高いのから、やや低く唸るような感じに変わりました。その分、少し静かになったかもしれません。機能が単純で、最低限の仕事はしてくれるので特に不満はありません。
〇ちょっと気になる点
風を温風にすると、温度切り替えスイッチのLEDがかなり明るく発光します。首筋に光が映り込むほど輝度が高く、ここまで眩しくする必要は無いんじゃないかと思います。
それから、このドライヤーを使用中は脱衣所の天井照明が必ずちらつきます。冷風は大丈夫ですが、温風は照明が細かく点滅しています。前に使っていたドライヤーの消費電力が1,200Wで、テスコムが1,300Wと100Wの違いです。以前はありませんでしたが、この僅かな違いで電圧降下が起きるのか、照明が安定しなくなりました。
もう一つ。もしかしたら電線が抜け易いかもしれません。壁コンセントが摩耗して爪がしっかり刺さらなくなっているかもしれませんが、一度だけ使用中に抜けてきたことがあります。業務用のせいか電線の長さが3.0mとかなり長く、太くこしのある線なので結構重量があります。それが原因かもしれません。その代わり、撚りが付くことはないでしょう。
最後に
私が買った物よりも、もっと安い商品がテスコムにはあります。それも日本製です。無骨な業務用で充分とか、あまり高い物を買いたくない、日本製が良いという人向けの商品だと思います。耐久性などがどの程度あるのか現時点では分かりませんが、10年ぐらいは持って欲しいと思います。また何かあれば追記したいと思います。
