初めに
2022/12/22開封、価格は6,490円。度数46.0度、容量700ml。産地はイスラエル、テルアビブに設立されたM&H(milk&honey)蒸留所。原酒はバーボン樽で熟成された後、仕上げとして国内のワイナリーで使用された赤ワイン樽で追加熟成されています。この赤ワイン樽はリンドーズアビー蒸留所にも関りがあった、ジム・スワン博士(故人)の考案したSTR樽です。
色、香り
色は濃いめの琥珀色。蜂蜜のような甘い香りと、ナッツか樽のような香ばしさもあります。鼻を近付けると、つんとした少し強い香りがします。酸味のようなものを感じるのは、赤ワイン樽を使っている所以でしょうか。
味わい
初めの一杯は、こくのある濃い味わいではなく、果実のようなさっぱりした印象。余韻として舌にぴりっとした香辛料のような刺激が長く続きます。刺激は強めで少し苦味もあります。熟成感はあまり感じられず、爽やかさや木の香り、若い瑞々しさが現れているように思えます。
最後に
語彙が足りないとかではなく、直感と感覚で生きている人間なので、あまり気の利いた文が書けないのが残念。何とか人に自分の思いを伝えようとしても、自分の感覚的なものを活字にするのが難しいです。まあ、宣伝や評価に関してはもっと上手い人達に任せるとして、世の中にはこういう物があると情報を流すだけでも意味があると思っておきます。
そこそこ美味しかったけれど、繰り返し購入するほどではないかと評価します。珍しいウィスキー、果実感のある商品を求める人にお勧め。