初めに
今回紹介する装備品は、ロンドン・ブリッジ・トレーディング=LBT(London Bridge Trading)のタクティカルエプロンと、ミルスペック・モンキー=MSM(Mil Spec Monkey)のTACオーガナイザーポーチ及びボトルコルセットです。正確にはMSMではなく、タクティカル・テイラー=Tactical Tailorが制作しています。全てアメリカ製です。
MSM TACオーガナイザーポーチ
大きさは凡そ縦180mm×横180mmのほぼ正方形です。ポーチの厚みはさほど無く、あまり厚みのある物は入らないでしょう。
前面はベルクロ仕様のポケットになっており、各種パッチを貼り付けられます。クリップが2本付属しています。開閉はジッパーで行います。底部には水抜き用の穴があります。
内側は手前と奥がそれぞれ、大きさの異なる三つのポケットで構成されています。一番広い所で、ペンを立てて入れると丁度良い深さになっています。
MSM ボトルコルセット
ナルゲンを収納する為に購入しました。底部がベルクロで深さ調整出来るようになっています。付属のクリップは軽量化の為か、はつったような形状になっています。この手のクリップを始めて使いましたが、はっきり言って使い辛いです。molleの穴を通して嵌めこむ際にかなり撓り易いからです。この程度なら大した軽量化にもならないでしょうし、普通に真っ直ぐのクリップの方が良いでしょう。
400mlと550mlのナルゲンを用意しましたが、どちらも問題なく入りました。挿入する時は少し硬いので両手を使わないと入りませんが、一旦口の部分を通過すると、後はするっと行きます。内側が滑り易い素材になっており、さらに緩衝の為か少し膨らんだマットのような形状をしており、よく考えられていると思います。
LBT タクティカル エプロン
バーベキューをしている人が着用している画像が出回っていますが、半分遊びで作られた商品でしょうか。1,000デニールのコーデュラナイロン製で、molle用の縫い付けもしてあるので、いい加減な製品ではありません。
首と腰回りの帯は、体格に合わせて調整出来るようになっています。首の輪っかは調整して引っ掛けるだけ。腰回りの部分はファステックスバックルで締めます。
エプロンの上部は縦2×横6のモール、下部は縦2×横16のモールの縫い付けがしてあります。いつもこういう物を購入する時、どのポーチを付けようか迷う楽しみがありますね。
前面右下にはLBTのロゴが。このロゴの色は、本体がマルチカモ(元色)かマルチカモブラックかで変わるようです。型番もちゃんと存在しており、裏側にLBT-2716Aというタグが確認できます。
車に搭載
何故、エプロンに目を付けたかと言うと、エプロン本来の使い方ではなく車載用として利用出来そうだと思ったからです。ナルゲンの400mlのボトルは車の収納に収まりますが、550mlの方は入りません。車の中で使う小物と合わせて、一括して保管できる物は無いかと探していました。
普段人を車に乗せないので常に助手席側が空いており、この場所を有効活用しようと思いました。車用品店で売っているような物は使いたくないので、何か趣味に合った格好良い物が欲しかったのです。
そこで閃いたのが、このエプロンを助手席側に掛けて、後は好きなポーチを付ければ良いのではと言う事です。人が載る時は簡単に外せるので、使い勝手が良いと思いました。実際に、助手席にエプロンを掛けた写真を撮ってみました。
ポーチには手帳や手鏡、ポケットティッシュ、ペン等を入れています。ペンやサングラス等をmolleの輪っかに差しても良いでしょう。他には懐中電灯やシートベルトカッター等を差すのにも最適です。飾りとしてベルクロ部分には、ANAのパッチを付けています。