ポッチゴー 21年

  • 2023-04-08
  • 2023-04-08
  • 46view

初めに

2023/3/26開封、価格は9,380円。度数43.0度、容量700ml。産地はスコットランド、スカイ島にあるプラバン・ナ・リンネ社。12年、8年とあまり間を置かず試してきましたが、最後の仕上げで21年物にも手を出しました。

同じブレンドウィスキーで言うと、10~20年ぐらい前のロイヤルサルートと同じぐらいの値段ですが、ちょっとお高い買い物です。

色・香り、味わい

色はかなり濃く暗い琥珀色。香りは上品で柔らかい甘さ、焼き菓子のような感じです。上品な香水だったり、優しいシャンプーや石鹸のような香りもあります。

味わいはカラメル、焼き菓子のような甘さ、オレンジの風味があるかと。濃厚で、喉が熱くなるようなやや強いアルコールを感じました。塩気がやや強いです。爽やかで清涼な林檎のような果実感もあります。飲むほどに開いてきて、12年物に感じた華やかさ、石鹸やシャンプーのような香りは健在。1/3程飲んだところで華やかさが増してきました。

色の濃さと関係があるのか、やや苦み(樽のえぐみ?)を感じました。半分以上飲んだところで、一気に華やかさと甘みが増したと思います。この頃には飲み始めの荒々しさは鳴りを潜め、円やかで21年の数字も頷けるぐらいには熟成感が出てきました。ただ、こくだとか濃さみたいのは感じますが、純粋に旨味となると何か足りない気がしました。

21年と言うとロイヤルサルートですが、過去に飲んだ記憶を辿ると、ロイヤルサルートより出来が良いと思われます。私は2000年代初頭に初めてロイヤルサルートを飲みました。その頃はまだ今ほど酒の味が分からないど素人でしたが、美味しかったのを覚えています。その当時は安い所で8,000円程度で売っていたと思います。一度サークルKに置いてあるのを発見し、驚いたことがあります。その後(恐らく数年前)に飲んだ物はいま一つでした。ブレンドもご多分に漏れず、品質は低下していると思われます。

最後に

美味しかったと思いますが、12年物と大きな違いを感じないと言うか、成績は僅差だと思います。8年だと若くて物足りない、でも21年だと12年との価格差を埋められていないと思います。慣れと言うのは感覚を鈍化させるので、飲む順番によっては評価が変わったかもしれません。私の結論としては、費用対効果を考えると、12年が一番良い選択だと思われます。

最新情報をチェックしよう!

の最新記事8件

>最強のWordPressテーマ「THE THOR」

最強のWordPressテーマ「THE THOR」

本当にブロガーさんやアフィリエイターさんのためになる日本一のテーマにしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております!

CTR IMG