レサバル レジーナ バスク ドライジン

初めに

2025/7/5開封、価格は6,500円。度数40.0度、容量700ml。産地はスペイン、バスク地方のワイン醸造所レサバルです。スピリッツはバスク地方の固有品種の葡萄から作られています。材料はジュニパーベリー、アイリスの根、オレンジの皮、カシア、カルダモン、コリアンダーの種、ジャワペッパー、生姜、ナツメグ、葡萄の葉、ライムの皮、リコリス。

バスク地方のジンと言うのが非常に珍しく、高い価格設定を無視して興味本位で購入しました。バスク地方と言えば、分離独立を主張するテロ組織ETA(バスク祖国と自由)が有名でしょう。IRA(アイルランド共和軍)と繋がりがあり、映画ジャッカルでもそのような話が出て来ました。IRAは武装解除しましたが(過激な分派がまだいるようですが)、バスク地方も早く平和になると良いですね。

色・香り、味わい

夏真っ盛りだが、蝉が全然鳴いていません。暑過ぎて土中で死んでしまったのか。降水量が少なくて地面が固く、地上に出て来れないのか。天牛(かみきりむし)も沢山死んでいます。虫達も気候危機にやられているようです。知識と語彙が不足し、人に何かを伝えるのが下手なので、毎回同じような内容の記事になっている気がしますが・・・こんなお酒があると情報を流すだけでも意味があると信じ、盛夏の中でブログを更新しています。

色は無色透明。栓がかなり固いので、最初開ける時に力が要ります。開栓して瓶の口から香りを嗅ぐと、薄荷や肉桂(桂皮)の様な香り、柑橘の香りを感じます。グラスに注いでも、カシアの存在をはっきり感じられます。ジュニパーの香りや、爽やかで甘い香りもします。


アルコールの強さは数値相当で、きつ過ぎず滑らかな方でしょう。ジュニパー、柑橘、香辛料、桂皮のようなすっとした感じ。それらが上手く纏まった印象。変な癖が無く、飲み易いと思います。ジュニパーの深緑の香しさとはっきりした甘さ、穏やかな柑橘の風味、そして上品な香りが漂います。宣伝文句は「滑らかでエレガント」とありますが、確かに優雅な感じがします。アイリスやカルダモンが入っているので高貴と言うのか、気品ある良い香りが楽しめると思います。

飲むと最初にジュニパーと豊潤な柑橘が現れ、そして気品のあるカルダモンの香りがあり、その後に生姜が主張し始めます。生姜を使っているせいか、飲んだ後に香辛料とはまた違った刺激を舌に感じ、体温が上がる気がします。ジャワペッパーの刺激は最後に効いてきます。全体的に柑橘系の爽やかさや、柑橘由来の苦みを感じます。ジュニパーを最初に感じられるが、終息が早く存在感が弱い気がします。もう少し、ジュニパーが強くて良いかもしれない。ジュニパーは重要です。

最後に

品質は良い部類に入ると思いますが、凄く美味い訳ではなく。費用対効果は優れていると言えないでしょう。私の経験では、スペイン産のジンならこれと同価格帯かもっと安い銘柄で、より品質が高い商品があると思います。バスクの珍しいジンを飲んだぞ!と言う満足感を得たいならどうぞ、と言う商品です。レサバルのワインも、機会があれば試してみたいと思います。

記事公開 2025年7月26日

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