初めに
今回ご紹介するのは日本の服飾ブランドであるalice auaa（アリス・アウアア）のワンピースです。こちらは日本製になります。私が服に興味を持ち始めた頃から知っているブランドで、ずっと気になっていたものの、これまで購入する機会がありませんでした。私が一番好きなブランドはkiryuyrikですが、ちょっとした博物館が作れそうなほど一杯購入したので、最近は落ち着いて他のブランドの服にも目を向け始めました。
このブランドはほぼ100%日本製です。通常、服はＳＭＬといくつかの大きさで展開されていますが、こちらの商品は変わっていて、基本的に一つの商品につき、一つの大きさしかありません。とても珍しいと思います。男物、女物、男女兼用の三種で商品が作られていますが、ある程度異性物でも着る事が出来そうな感じがします。中性的で可愛い感じの服を探していたので、着丈の長いワンピースが良さそうな感じで購入しました。
外観・機能
購入特典として、ポーチがおまけで付いてきました。丁度仕事で使っていた筆箱が壊れてしまったので、これを代わりに使っています。
ブログ用でわざわざマネキンを買ってしまいました。ディスプレイプランと言う会社の物です。自分でも阿保だと思いますが、日本製でしっかりした作りで、服を飾っておくのにも重宝し満足しています。
画像からも分かり通り、かなり着丈が長いです。身長が165cm未満の人であれば、裾が地面を擦ってしまうかもしれません。私はこの下にスキニーパンツと底が厚いブーツを履いています。
素材は毛95%、ポリウレタン5%です。ウールギャバジンなので丈夫で光沢があります。故に生地が薄いものの脆い印象はありません。ただ密度の高さ故か、一重でも通気性は左程高く感じません。私は代謝が良いせいか暑いのが苦手で、4月の初旬でもこれを着て外を歩くのはしんどかったです。特別防寒性に優れている訳ではないので、着られるのは3月～4月、10～11月の間ぐらいかと思います。
着丈は長いものの、とても軽くて負担を感じません。頭からすっぽり被るように出来ていますが、着易いようにゆったりとした作りになっているので（体格にも拠りますが）、ポリウレタンを使わなくても良かったのではと思います。
この記事を書いている日もかなり暑かったので、袖の釦を外して開放しました。この手の服で困るのは、暑いからと言って屋外では簡単には脱げない事。それでも、重ね着しないでもこの一枚で絵になるのはとても良いです。
両側にある深い切れ目のお陰で、歩くのがとても楽です。風が吹くと裾が舞うのがなんとも優雅で気に入っています。階段を上る時に裾が少し邪魔になるのと、エスカレーターに巻き込まれないかちょっと心配なところはあります。
最後に
ここまで思い切って着丈の長いワンピースは珍しいので、唯一無二の個性だと思います。デザインはとても簡素で無駄が無く、それでいて宗教的な雰囲気、凛として厳かな佇まいがあり、とてもお洒落な一枚だと思います。他と同じ物を着たくない人、中性的な服が好きな人、お洒落に拘りがある人にお勧めです。
