シャトー・デ・ミル・アンジュ2012 M・シャプティエ タヴェル ロゼ

  • 2024-05-06
  • 2024-06-13
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初めに

2024年3月中にワインを二本開けたので、今回は久しぶりにワインについての記事です。近場の酒屋で適当に買った物と、以前購入した生産者の物を。一つはワインの銘醸地ボルドーシャトー・デ・ミル・アンジュ2012。もう一つはボルドーに次ぐ銘醸地コート・デュ・ローヌM・シャプティエのタヴェル・ロゼ。容量はどちらも750mlで、度数は前者が13.0度、後者が14.0度です。どちらも2,000円以下で購入出来る商品です。

久しぶりにアニメのマスターキートン(懐かしい)を観ていたら、無性に飲みたくなって購入しました。このアニメには架空ですがワイン生産者の回があります。ワインについて深い知識は無いので、こんな商品がありますよ、と言う宣伝程度でさっと終わらせます。

色・香り、味わい

ミル・アンジュの色は深い赤紫色。私にはワインは全部同じ色に見えますが・・・香りは葡萄よりトマトジュースのような塩っ気を感じました。どこか瓜系の匂い、青臭さもあるような気もします。

渋みは結構強めで、舌が乾くぐらいでした。余韻に発酵臭、パンのような酸味があります。二杯目の方が美味く感じられました。酒屋の宣伝によると「こくがある」との事でしたが、確かに爽やかで瑞々しさがありながら、しっかりこくがあると思いました。

M・シャプティエは美しい赤、ルビー色。ロゼワインを飲むのは初めてでしたが葡萄の香り、酸味は赤ワインに近いかと思います。とても香しい。他に熟した果実、甘く穏やかな苺ジャムのような香りが感じられました。

素人なりの評価として、赤ワインと白ワインの中間のように思えました。渋み、酸味は控えめと思われます。すっきりとしており、爽やかな果実感があり飲み易いと思います。

最後に

日本の安物ワインの食品表示を見ると「濃縮還元果汁」とか「アルコール」の表示が確認出来ます。日本では言ってみれば、葡萄ジュースにアルコールを足しただけの物をワインとして売っている訳です。ペットボトルで売られているようなやつです。EUでは、そのような紛い物にワインの表示は使用出来ません。EUには「ワイン法」が存在し、新鮮な葡萄を発酵させた物以外はワインと認めなかったり、加水が禁止されるなど、厳しい基準があるからです。葡萄の発酵過程が存在しないなら、そんなのワインじゃないですよね。そもそも、葡萄作りから真剣に取り組んでいる人達に無礼です。私はワインの美味さが分かる程にはまだ知らない事が多いけれど、飲む時はしっかりとした基準を通過している「本物のワイン」を飲みたいと思います。その内、ワインを使ったカクテルも作りたいと思います。

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