チンザノ 1757 ヴェルモット エクストラドライ

初めに

2025/4/6開封、価格は2,690円。度数18.0度、容量1,000ml。産地はイタリア、ヴェルモットで有名なチンザノの商品です。販売店では何故か、地域がフランスになっていました。変だなと思ったけれど、どうやらチンザノはフランスで生産される事もあるようで。

チンザノのヴェルモットは以前一度購入したきりで、かなり久しぶりに飲みました。この1757・エクストラドライはクローブ、ミント、ヨモギ等の材料と、イタリアのワインを使用しています。この商品は少量生産で、定番の物より一段上のようです。

色・香り、味わい

色はほぼ透明で、かなり薄く明るい黄色。開栓すると濃厚な発酵臭がします。グラスに注ぐと酸味と香草が香る落ち着いた匂い。開封後五日目で、気のせいか少し饐えた臭いがしたような・・・ワインより日持ちすると言っても、早く消費した方が良いかもしれません。

エクストラドライの名が示す通り、辛口で甘さ控え目。そのまんま、辛口の白ワインに香草を添加したような味わいです。甘さは自然な感じでべたつかず、ストレートで飲んでも美味しい。最初に酸味が強く主張してきます。それから香草のすっとした感じや青臭さが現れるが、大人しい感じで匂いがきつくない。全体的に優しい印象で、香りがきついのが苦手な人でも飲めるでしょう。

苦みは本当に僅かで、苦みが強いのが苦手な私には美味しく感じられました。余韻に酸味が長く残り、渋みもあります。裏面の表記には香料・酸味料・酸化防止剤しか添加物の記載がありません。糖類は加えられていないのでしょうか?

優しい蓬(よもぎ)の香りがします。本当に最後の方になって、消えるように儚いが、上品な白葡萄の香りを感じました。素朴な謙虚さの中に、確かな自然の恵みを味わえたと思います。

マティーニ

シデリット・ロンドン・ドライジン(別記事あり)で作りました。ジンとヴェルモットの比率は凡そ3:1。ジュニパーの豊かな香りが生きており、柑橘の香りや酸味・苦み、ドライらしく控え目な甘さと均衡が取れて美味しく仕上がったと思います。

余韻の香辛料の刺激が心地良い。少し渋みが強いと思いますが、中々理想的なドライマティーニに仕上がったと思います。

最後に

容量と値段を考えると、常飲用にして良いと思える品質だったと思います。ストレートでもカクテルでも、美味しく楽しめました。

記事公開 2025年5月8日

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