初めに
2023/7/20開封、価格は3,480円。度数40.0度、容量750ml。産地はフランス、ワインの産地として知られる南西部ガヤックにあるシロックが生産者。葡萄100%を原料とした珍しいウォッカです。
色・香り、味わい
色は無色透明。香りは穏やか。香りから原料が葡萄と言うのは読み取れませんでした。
午前零時から飲み始めました。たまに衝動的に、このような飲み方をします。最初の印象はやや人工的に感じました。上手く表現出来ませんが、土臭いと言うか粘土臭いと言うか。
辛口であまり甘さは無く、アルコールの刺激はそれなりにあります。余韻に香辛料のような刺激と少し苦味があります。5回蒸留しているだけあって、すっきりした味わいのウォッカです。
瓶の表示を見ると、良質なフランス産葡萄で蒸留だとか、5回蒸留などの文字が確認出来ます。表示の中に「snap frost」と言う聞いたことが無い単語があったので、軽く調べてみました。正確にはsnap frost grapesの事らしいですが、初霜が降りた時に収穫した葡萄で作っていると言う意味のようです。
最後に
休日は昼からPortisheadのライブDVDを観ながら、残りの酒を楽しませてもらいました。やはり良いバンドだ。Blu-ray規格の映像作品が出ていないのが非常に残念です。日本人には絶対作れない音を出すバンドです。
シロックは葡萄が原料のウォッカですが、私の舌では果実感とか、この商品ならではの個性だとかは感じ取れませんでした。あまり印象に残らず、気の利いた事が書けませんでした。酒を評価しているブログはそれこそ星の数ほどありますが、何処もかしこも沢山の言葉を捏ねくり回して解説しています。このウォッカも無駄に文字数を使って解説されていますが、そんなに書く事あるかなぁと。不味くはないが、ごくごく普通のウォッカでした。