キュービカル キスジン(新ボトル)

  • 2021-09-11
  • 2023-05-01
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初めに

2021/9/11購入、価格は3,480円。原産地はスペイン、シェリー酒を100年間製造・輸出をしているウィリアムハンバート社が作っています。度数37.5度、容量700ml。

スペインと言えば「神のジン」と言われるジンマーレがあります。ジンマーレは私が飲んだジンの中で三本指に入る実力があります。

このジンの特徴は、インド東北部原産の柑橘類であるブッダズハンドを使用しているところ。和名で仏手柑(ぶっしゅかん)と言います。原産地はインドや中国ですが、このジンのブッダズハンドはスペインで栽培されています。ジュニパーベリー、コリアンダー、オレンジとレモンの皮、リコリスの根、アーモンドの被殻、スウィートオレンジ、ブッダズハンドなどのボタニカルに加え、苺やラズベリー、ブルーベリーなどのベリー類を使用しています。ジンの色はこれらに由来しています。

色、香り

すごく甘い香りです。果物の香りというよりお菓子(駄菓子)の苺の匂いがします。砂糖やシロップの強くて甘ったるい香りが主張してきて、ジンの香りが全然届きません。グラスに注ぐと薄い桜色に染まります。ロゼワインのような見た目です。綺麗で可愛らしいですね。

瓶は旧型の立方体から大きく印象が変わりました。詮は金属の螺子式で、側面にCUBICALの文字と天辺に仏陀の顔が型押しされています。瓶の側面は安っぽいシールではなく、仏陀の顔や植物の絵がおうとつを付けて表現されていて、しっかり金をかけているのが分かります。

味わい

口に含むとジンの香りが一瞬だけしますが、すぐに甘い香気で打ち消されます。お菓子の苺のような香りの他に、味覚としてはラズベリーの酸味やブルーベリーの風味が伝わって来ます。度数は普通のジンよりほんの少し低い程度ですが、ほとんどアルコールの強さを感じないです。すいすいと飲めるので、ジャックダニエルのテネシーハニーのような危険さがあります。甘いお酒が好きな人には合うと思いますが、飲み過ぎに注意しましょう。とても果実感があるお酒です。

ベリー類をふんだんに使ったジンは初めてですが、予想しなかったほど甘くてジンを飲んでいる感覚が全くありませんでした。美味しいのですが、これじゃないという気持ちが強いです。

しかしながら、蠱惑的な色と香りで楽しませてくれるこのジン。本来、コアントローやベイリーズのような甘いお酒は好まない私ですが、これについては妙に惹かれるものがあり、また買っても良いかなと思わせてくれます。

画像に一緒に映っているのはデンマークのチーズ、クリーミーダナブルーです。所謂、青黴のチーズです。塩分がかなり強いので、何かにつけて食べた方がいいかもしれません。匂いがきついので人を選ぶでしょう。通常のダナブルーより乳脂肪分が高いとの話ですが、違いが分かりませんでした。すごく溶けやすいので夏場は注意です。

話を戻します。このジンは注意点として注ぐ時に零しやすいというのがあります。下記画像の通り、蓋を開けると注ぎ口に白いプラスチックの部品が嵌まっています。最初に注ぐ時、ちょろちょろとしか出てこないので少し机に零してしまいました。緩く傾斜をつけるだけだと殆ど出てきませんので、不良かと一瞬思いました。こつとしてはグラスにしっかり深く注ぎ口を突っ込んで、ほとんど逆さにするぐらいの勢いで注ぐことです。この時少し時間差があってから出て来きますが、いきなり勢いがついてどぼどぼ流れ出すので、驚かずに冷静に注ぐことです。

ところで、開栓した翌日に注ぎ口付近が少しべたついているのに気付きました。恐らく糖分によるものだと思いますが、それが果実由来なのか砂糖によるものなのか分かりません。情報が少ないですが、ジンの中には砂糖を添加している物があるようです。テキーラも砂糖の添加を認められていますね。ちょっと気になったので参考までに。

最後に

ジンとはかけ離れた印象でしたが、美味しい事には変わりが無かったので同社のウルトラプレミアムをその内に飲んでみたいと思いました。

・・・酒の話とは関係ありませんが、今日は9.11の凄惨なテロ発生から20年になります。本当に時間の流れが速いのを実感しています。当時はまだ20代で非正規労働をしていました。深夜に航空機が世界貿易センタービルに突っ込むのをニュースで観ましたが、その後の世界の激動は予想していませんでした。

最近アメリカがアフガニスタンから完全撤退しました。ANAの兵士達や通訳、その家族などお世話になった人達はたくさんいるのに、置き去りにしてタリバンに全土が制圧されるのをただ静観していたアメリカ。イスラム国のテロも防げず、自国の兵士にも多くの犠牲者を出しました。間違いなく、バイデンはアメリカ史上最悪の大統領として名を残すでしょう。はっきり言えることは、タリバンは絶対に国を治める器ではない事です。空港に殺到し国外脱出を図る人々や、弾圧に対して抗議する人々の姿を見れば一目瞭然です。アフガニスタンの未来は彼らが決めれば良い事ですが、そこにタリバンという選択肢は有り得ません。

住民を人の盾として使ったり、何の落ち度もない日本人に手を掛けた連中は人に非ず。絶対に許しません。

勘違いしている人が多いですが、ゲリラは打倒可能です。アメリカが勝てなかった理由は、自国の兵士の犠牲者を出さない為に、或いはアフガニスタンの自立を促す為に現地兵に装備と訓練を与えた事。アフガニスタンに集中せずにイラクにも手を出した事です。それともう一つ。人道的な戦争も兵器も存在しませんが、戦いの汚さには度合いがあります。所詮アメリカも国際社会の顔色や世間体を窺っている国です。交戦規定を守ったり、NBC兵器を封印したり、捕虜を「人道的に」扱っている内は絶対に勝てないです。

アメリカは好きな国ではないですが、それでもこの20年間戦場で血を流し、仲間が倒れる姿を見てきた兵士達の哀哭・無力感、全てが無駄になったことで空虚になった心。それらを想像すると同情を禁じ得ません。私は勇敢な戦士は国を問わず、敬意を払います。いつか彼らが救済される日が来ることを祈っています。

亡くなった方々には深く哀悼の意を表明します。

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