初めに
2025/12/11開封、価格は8,230円。度数40.0度、容量700ml。産地はコロンビア、ディクタドール蒸留所です。前に飲んだ10年物(別記事参照)と一緒に購入しましたが、他にも色々飲んでいたため、買ってから三か月後に開封しました。

大事に温存していましたが、冬の寒さをラムで温めるのが乙だと思い、満を持して飲みました。10年物が美味かったので、こちらも期待して飲みましたが・・・
色・香り、味わい
色は黒ずんだ深い琥珀色。香りはやはり、和菓子に付いて来る蜜の様に濃く甘いです。この辺りは10年と同じ印象。バターの様な濃厚な香りや、クリーム珈琲の様な甘い香りも感じます。
飲むとアルコールが非常に滑らかで、羽毛の様に軽い。ほぼ刺激が無いと言って良いでしょう。色や香りが濃密なのに大して、味わいは予想よりずっと軽い感じ。ねっとりとはしておらず、やや水っぽく、さらっとしています。開栓直後はまあこんなものか、と思いました。グラスを傾けると、液体より先に甘い香りが届きます。最初は味わいよりも、飲んだ瞬間口一杯に広がる、豊潤な砂糖甘い香りが印象的です。喫茶店で提供される、クリームが入った甘い珈琲の様な味わいもあるでしょうか。余韻に程良い香辛料の刺激があります。



そこから先は、半分以上消費するまで平凡な印象でした。味わいは10年物と大きく変わらず。共通しているのは、ラムレーズンやバニラアイスを落とした珈琲の甘さ。他に苦みや渋みもあります。そんな感じ。味わいの傾向は10年を踏襲しています。10年と比較すると、6年の年上を納得させられるだけの、中身の違いが感じられませんでした。10年で充分だと思います。そう、年数相応の熟成感とか膨らみを感じないのです。
最後に
10年がとても印象的だっただけに、16年は衝撃を与える程ではありませんでした。何にせよ不味くは無い。美味い部類に入るとは思いますが・・・後半は甘みが減退して、尻すぼみな感じすらありました。16年がこの出来なら、10年で満足すべき銘柄だと思いました。
記事公開 2026年1月21日

