初めに
2021/9/14購入、価格は6,600円。度数40度、容量700ml。アフリカはモーリシャス島で生産されています。蒸留後、ソレラシステムのアメリカンオーク樽で5年熟成。生産社のリッチクォーとはライチとリカーを合わせた造語です。
色、香り
色はやや濃いカラメル色で、香りは牛乳のような優しく甘い香りが仄かにします。南国の雰囲気を感じます。以前バーで定番品?を飲んだ時と同じ香りです。宣伝文句では「焦がしたナッツ、チョコレート、バニラの香りが鮮烈」とありますが、そんな強烈な印象は全くありません。なんでいつも大げさなんでしょう。
味わい
柔らかく滑りのある舌触りと、牛乳のような甘い香りがあります。円やかで度数の高さを感じません。大人しい味わいで、強い旨味や印象に残る個性は特に無いと思います。なるい感じが好きな人向けです。定番品より値段がやや高いですが、大きな差異は感じません。と言っても、一度バーで飲んだきりなので記憶が怪しいですが。ダークラムらしく焦がしたような苦味が少しあります。あと青臭さも感じます。余韻として塩っぽさがあり、長く残る感じです。ラムと言えばラム漬けの葡萄がありますが、そのせいか砂糖きびが原料のお酒ですが果実感がどこかある気がします。それから、開栓して二日目の方が味が濃く強く感じました。同じラムならキルデビルより劣り、ロンサカパより美味いというのが私の評価です。
右の画像で一緒に映っているのは、私が好んで食すミックスナッツです。食塩・添加物は一切不使用、素材をただ焼いただけの物です。素朴な味わいで、酒を飲む時に味覚を邪魔しないのでお勧めです。
最後に
ラムはまだあまりたくさん飲んでいませんが、私の中ではこのリッチクォーが二番目ぐらいに好きです。また少し期間を開けて再び飲んでみたいと思います。