マクネアーズ ラムリーク10年 ピーテッド バッチ2

  • 2023-12-02
  • 2023-12-02
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初めに

2023/9/14開封、価格は9,350円。度数55.8度、容量700ml。産地はスコットランドはスペイサイドのグレンアラヒー蒸留所です。この商品はブレンドモルトウィスキーで、度数が示す通りカスクストレングスになります。

同蒸留所のマスターブレンダーであるビリー・ウォーカーと言う人物が手掛け、アイラモルト及びスペイサイドモルト(グレンアラヒーを含む)を使用し、ピートを効かせた商品に仕上がっています。ブレンド後にシェリー樽、ワイン樽、ヴァージンオーク樽に分けて追熟した原酒を使用しています。

色・香り、味わい

液体色は濃い目の琥珀色。香りはピーテッドの名の通り、香ばしさがありますが大人しめ。つんとした酸味のある発酵臭、珈琲豆、果実のような香り、桂皮や花のような香り、バニラなど実に複雑さがあります。上品で甘い香り。シャンプーのような香りもあり、この匂いは嫌いではありません。

早いもので911のテロ発生から22年経過しました。この時期は黙祷を捧げています。さて、香りは大人しいですが、味わいはカスクストレングスらしくきついアルコールで、荒々しさがあります。味わいは塩気、ピートの香り、酸味、苦味と複雑。余韻で塩っ辛さが妙に残りました。ピートの余韻は僅かですが、あまり香ばしさが強いと諄いので、この程度の調整で良いと思います。

ラベルの説明書き(Taste)にdark chocolateとありますが、苦味よりも塩気が強い印象でした。burnt orange peelとある通り、酸味や果実感があります。この果実感はスペイサイドモルトの特徴が出ているのでしょうか。最初の一杯の印象としては悪くありませんでした。説明書きの通り、チョコレート、オレンジ、香辛料という順で味覚に現れました。

2杯目(2日目)で印象が変化。シャンプーのような、花のような香しさが出現。シェリー特有の香りや濃さがはっきり感じられるようになりました。初日は余韻にしょっぱさが主張していたのが、胡椒のようなぴりぴりとした締めに変わりました。甘さが増して、蜂蜜のような感じも出て来たと思います。グレンアラヒー12年を飲んだ時の印象と重なるので、アイラモルトや他のスペイサイドモルトを使いつつも、グレンアラヒーの性格が強く現れていると思われます。ブレンドウィスキーですが、私にはシングルモルトのような印象を受けました。

最後に

この商品は日を経過するごとに美味くなる印象でした。時間の経過と共に香り・味わいが刻々と変化し、5日目が一番美味く感じました。アルコールのきつさが抑えられ、ひたすら美味かった。値段は張るが、その価値はあると思います。良きスコッチと出会えました。ご馳走様!!

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