百鬼時事通信　第一号　統一教会　その一

初めに

この記事では時事一般、世間を賑わせている最近の話題を取り上げたいと思います。平たく言えばただの瓦版です。この手の情報は速さと鮮度が命ですが、日々多忙なので情報が結構、遅れがちになると思います。日頃新聞を読まない、ニュースを観ない、見逃したという人もいるので、ネット上に情報が残るのは意味があると思います。基本的に左程深く考察したりせず、情報を軽く流すだけになると思いますが、あまり時間をかけずにさっと読める記事にしたいと思います。

テレビ、新聞・雑誌など情報源は様々ですが、私は毎日新聞はそこそこ信用できる新聞社だと思っています。最近では日米地位協定について特集を組んだり、現政権（自民党）にもしっかり攻撃を加えています。売国者たちの末路の著者、副島隆彦氏（共作は植草一秀氏）によると、毎日新聞は読売、産経、日経、朝日の四新聞と比べると、公正な報道を心掛けていると評しています。また、中川昭一失脚事件を一番最初に報道した新聞でもあります。

日本経済新聞（テレビ東京系）を例に挙げると、経済新聞という性質から経営者の団体寄りであり、アメリカの意向で動く連中なようです。私の実家は日経を取っているので実際に読んでみると、安倍や自民党にとって不都合な事実は殆ど掲載しません。本当に信用できる情報源は勘と、勉強の積み重ねでしか判断出来ないでしょう。

自民党と統一教会の接点

2022年8月13日発行の毎日新聞によると、第二次岸田内閣を支える副大臣、政務官計54人の内、少なくとも19人が統一教会（現世界平和統一家庭連合）の関連団体にパーティー券を購入してもらうなど、教団と接点を持っていたことが明らかになりました。これ以前に関係を認めた7人の閣僚と合わせて、計26人が政府の要職に就任しています。26人全員が自民党所属です。統一教会との関係を認めた国会議員は以下の通りです。

山田、野中、中谷、豊田、尾崎、中野、中川、高見、高木、古川、柳本ら11人は、教団の催しや会合に出席しております（秘書の代理出席を含む）。

野中「当時は教団の関係を知らなかった。以前のような付き合いは弁えていく。」

尾崎「選挙前の挨拶周りの一環だった。」

などと、定型文のような言い訳を供述しています。

大串、和田、井出、国光、吉川、山本、古川、清水の8人は、祝電等を送っています。

井出「一層厳しく、付き合いを見直していきたい。」

吉川「関係先を確認し、慎重に付き合いを決めていきたい。」

このように、のらりくらりと中身の無い返答に終始しています。都合が悪くなったから、関係を清算するだけです。息を吸って吐くように、自分の罪を秘書に被せて蜥蜴の尻尾斬りのような事を平然とやる連中ですから、朝飯前でしょう。

2022年9月17日発行の毎日新聞によると、自民党所属の国会議員に対して実施した統一教会との関係を巡る点検結果では、離党した細田博之衆議院議長と尾辻秀久参議院議長を除く379人が書面で回答し、接点があったと回答した議員は179人に上り、4割を超えたとあります。まあ、低く見積もって4割でしょう。自民党の半数以上がカルト集団に汚染されていると見て間違いないでしょうね。

接点があったと公表した議員の内、氏名を公表したのは121人です。斎藤洋明（衆院）と井上義行（参院）は「組織的な選挙支援を受け入れた」と認めており、岸信夫首相補佐官と萩生田光一政調会長ら17人も「選挙ボランティアを受け入れた」と認めています。

最後に

日頃、自民・安倍信者たちは左翼の事を「パヨク」と馬鹿にしていますが、自民党など一見保守を気取った反日集団であることが改めて証明されましたね。霊感商法カルト集団（或いは反日テロ組織）の「蜜壺」にどっぷりと漬かっていることが分かって（ずっと前からこのカルト集団の問題は指摘されてきましたが）、自民党の信者は発狂したのでしょうかね？それともいつも通り「こんなことでギャーギャー騒ぐな」とか、お得意の「開き直り、逃げ、誤魔化し、論点ずらし」を展開するのでしょうか？

日本が荒廃していく姿を見るのは辛いものがありますが、国が乱れた時には必ず反動勢力が生まれます。気候破壊と日本の凋落。もう待ったなしの状態ですが、どちらも食い止める為に強力な対抗勢力が着実に力を付けていくことを望みます。

合言葉は「自公維くたばれ！！」です。