ペンダーリン レジェンド 2025

初めに

2025/5/17開封、価格は5,150円。度数40.0度、容量700ml。産地はウェールズのペンダーリン蒸留所。ブログの題名は2025となっていますが、別記事と区別するためにそのようにしました。ラベルが変わったので改めて購入しましたが、正確には2025年より前から流通しています。

バーボン樽で熟成後、マデイラカスクで追熟しています。冷却濾過、着色はしていません。これを開けた日は五月なのに既に蒸し暑く、梅雨時のような日でした。旧瓶と比べてラベルの絵は少し大人しくなりました。ドラゴンの頭に鱗の背景。外箱を撫でると、少し凹凸があります。ラベルが変わって値段が上がりましたが、どのように変化或いは進化したのか。

色・香り、味わい

色は薄くて明るい黄金。開栓すると思わず「おっ」と唸る程に果実感があり、とても甘くて良い香りがします。私はレーズンサンドの様に感じました。このような香りは珍しいと思います。グラスに注ぐとやはり強い果実感のある香りがします。爽やかで強い酸味があり、この時は林檎と形容するのが一番しっくりきました。香りが実に素晴らしい。

一口飲むと柔らかく、なるい感じ。少しとろみはがあるものの、薄くて水っぽい印象。宣伝の味わいにドライフルーツやサルタナレーズンとありますが、香りと同じく林檎の様な味わいに感じられます。甘さは弱めで、余韻に香辛料の刺激があり、舌に暫く残ります。

ラベルが変わると味が変わると言われています。ペンダーリンも段々と原酒が出来てきて、成長しているかと思いきや、余り味わいが変わっていない気がしました。旧瓶を飲んだのが二年近く前なので、もはや比較しようがないですが、最初の印象では値段だけ上がった感じでした。

四杯目ぐらいから、味わいが濃くなってきました。新鮮な林檎の風味が香辛料の強めの刺激に変わり、中間からやや強めの苦みもあります。注意深く味わいを分析すると、全体を通してマデイラ樽の影響を感じられますが、中間から後半にかけて一番強く感じました。

最後に

この銘柄に期待し過ぎただろうか?改定前の価格なら品質と比較して納得でしたが、値上げして品質据え置きは宜しくない。この時期たまたま味覚が不味かったかもしれませんが、初めてレジェンドを飲んだ時程、美味しく感じられませんでした。香りは良かったものの、味わいには満足出来ず。費用対効果は悪いかもしれません。今後に注目です。

記事公開 2025年6月18日

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