シンジケート 58/6

初めに

2026/2/7開封、価格は15,980円。度数40.0度、容量750ml。産地はスコットランド。エディンバラの港町の貯蔵庫に眠っていた18種類のシングルモルトと、2種類のシングルグレーンを地元の6人の仲間で全樽を買取って造られたウイスキー。100年以上前のスコッチの香味を、極限まで追い求めた夢のブレンドを再現。と言うのが、販売店の宣伝文句。

馴染みのバーで同じ様な説明を受けましたが、旧瓶を飲んで美味かったので購入しました。比率はモルトウイスキー65%、グレーンウイスキー35%です。

色・香り、味わい

写真では分かり辛いですが、琥珀に黄色が入った様な明るい色です。開栓してコルクを抜くと、私にはスコッチよりコニャックだとか、葡萄の様な香りがしました。グラスに注ぐと、オークの香りとシェリー系の香りを感じました。つんとする酸味も感じます。この商品は情報が少ないので、私の語彙や不充分な知識では評価がし辛いです。

二杯飲んだ感想は平凡。17年の熟成感はとても無いでしょう。アルコールは度数相当。香辛料の刺激は程良い感じで、辛口。個人的にブレンドウィスキーと言う印象は薄いかもしれません。芯のあるシングルモルトに近い。少なくとも最初はそう感じました。果実感や飲み易さ、さっぱりとした感じはスペイサイドの印象。オークの香りやタンニンを感じます。中間から余韻にかけて少し苦みがあります。

四・五杯目ぐらいから、ちょっとは美味く感じられるようになりました。旨味は薄いですが、17年を感じさせる樽感はあるでしょうか。樽から移った成分や香味は強いと思います。最初は気のせいかと思いましたが、途中から生臭さを感じました。この生臭い感じは何なのか不明。通常スコッチでは感じられない発酵臭と言うのか、良い香りではない。上手く言葉で説明出来ませんが、変わった臭いがしたのは事実。たまたま私が購入した物だけかもしれませんが。

残り1/4ぐらいになって、味わいがましになったと思います。この辺りから漸くブレンドらしさが出て来ました。アルコールが優しく滑らかに感じ、程良い柔らかさと膨らみがあるのに気付きました。あまり辛口なウィスキーは苦手ですが、シンジケートは品のある辛口かも。辛口で渋い感じが好きな人なら気に入るかもしれません。終盤はタンニン・革・煙草や珈琲の様な香ばしさが出て来て、味わいに複雑さと多様な面が見られたと思います。口内で広がる香りの良さを感じました。この頃には生臭さは消えたと思います。

本当に、最後の最後。残り少なくなった時に美味いと感じられました。これは体験した事がある人にしか分からないですが、ここに来て、90年代以前の原酒を使ったスコッチの様な良い香りが出て来たと思います。現行品と原酒が潤沢にあった時代のスコッチは、全く味わいも香りも違います。古き良きスコッチの味わいが感じられたと思います。私は感覚の人間なので、活字にするのが難しいですが。

最後に

これが一万円を切るようであればまだ納得出来ますが、この価格に見合った品質は無いと思います。久しぶりに外れでした。夢のブレンドを再現と言う宣伝文句ですが、そもそも夢のブレンドの味わいとやらを知っている消費者はほぼいないでしょう。なので、本当にその様な味わいなのかは検証のしようがありません。流通数が少ないので、この商品の情報はほぼ無いに等しい。私はお勧めしません。置いている所は少ないでしょうが、気になる人はバーで試飲して下さい。現行の17年と旧瓶の12年どちらかを選択出来るなら、間違いなく旧瓶の方が良いです。

記事公開 2026年3月28日

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