初めに
2021/11/8購入、価格は3,980円。度数40.0度、容量500ml。
フランス北西部・ノルマンディー地方(モンサンミッシェルの東35km)で生産。伝統的な製法に従い、連続式蒸留器にて製造し、小さなオーク樽(リムーザン地方産)にて熟成されています。
色、香り
カルヴァドスらしく、芳醇な林檎の香りがします。本人は気づきませんでしたが家族が部屋に入った途端、即座に「酒臭い」と言うほど香りが強いようです。色は実に濃いカラメル色をしています。
味わい
まず最初に気になったのが、コルクが一発でぼろぼろになったことです。古い酒ではないと思いますが油断大敵ですね。急遽、タリスカーダークストームのコルクを代用しました。こういう時のために瓶は捨てずにある程度保管しています。何種類も有れば、どれか一つは合う物がありますので。
さて、口に含むと林檎の強烈な香りが広がり、アルコールの強さも感じます。ただ、香りの強さに反して美味さがどうにも追いついてこない。
2杯目から印象が変わり、旨味やこくが出て来ましたが、以前弱い(足りない)という感想です。他には塩っぽさと、余韻に少し苦味があります。
最後に
最後までやや強い塩っぽさと旨味の不足が続いて、満足とは言い難かったです。私はまだカルヴァドスを色々と飲んだ事が無いのですが、これまで飲んだ中で値段が近い物であれば、シャトードブルイユの15年の方が上だと思います。500mlでこの値段と中身だと考えれば、費用対効果も悪いかと。再購入はないと思います。