初めに
2025/10/26開封、価格は2,970円。度数15.0度、容量1,800ml(一升)。産地は日本、滋賀県は甲賀市の笑四季酒造株式会社。日本酒を記事にするのは、今回が初だと思います。私は日本のお酒の中では麦焼酎に次いで日本酒が好きで、前から美味い日本酒を自宅でじっくり味わいたいと思っていました。
米・米麹ともに国産で、米は滋賀県産の越神楽を使用しています。日本酒の種類は純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒、特別純米酒とありますが、この商品は純米酒に分類されています。名前に「純米」の文字が入っている日本酒は醸造アルコールが添加されていないので、美味しい日本酒を味わいたいなら純米と付く方をお勧めします。精米歩合は50%で、味わいはやや辛口に分類されます。

720mlの物も存在しますが、一升瓶の方がお得なのでこちらにしました。この笑四季を含めて全部で三銘柄を購入したので、順次記事にしていきたいと思います。私は洋酒派で、普段は余り日本のお酒を飲みません。洋物を贔屓している訳ではなく、単純に洋酒の方が優れているから飲んでいるだけです。嗜好品とはそう言う物。しかし日本人として、日本の酒の事も知っておかねばと言う思いがあります。
日本酒の賞味期限は開栓後、一週間程度とか。「お早めに飲んで下さい」の一言は、酒飲みにとって都合が良い言葉。飲み過ぎは駄目だと自分に言い聞かせても、それを破る言い訳として機能するからです。普段殆ど日本酒を飲まないので正確な評価は出来かねますが、やってみましょう。
色・香り、味わい
色は無色透明ではなく、少し黄色が入っています。アルミの封印を解き、開栓すると優しい米由来の甘い香りがしました。盃から匂いを確認すると仄かな発酵臭、糖類の甘みを感じました。


これまで飲んだ他の日本酒より酸味がやや強いと思います。販売店の宣伝だと「軽快な切れ味」と表現されています。確かに軽快と言えば軽快だが、切れ味抜群ではなく大人しいと思います。私の味覚では辛口ではなく、柔らかく甘い印象。味わいは濃くも薄くもなく、軽い感じです。すっきりして飲み易いが、決定的な何かが無い印象。
半分程消費した後の方が美味く感じました。最初に感じた強い酸味は落ち着いて、味わいに深みが出て来たかもしれません。辛口ではないがやはり甘さは控え目で、さっぱりしていて飲み易い。食事と良く合うと思います。あまり甘さが濃いと諄くなってくるので、この程度が丁度良いと思う塩梅でした。
最後に
度数が低いのもあり、つい水の様に飲んでしまいました。私は美味しかったと思うし、日本酒が好きな父親も美味いと言っていました。しかし悪くないのだが、この銘柄を今後も指定して買いたい!と思わせる印象は欠けていたと思います。
記事公開 2025年11月19日


