旅の記録 その八 岐阜県 中津川市 付知峡

初めに

2026年の年明け早々某日、まだ世間に新年の静けさや厳かな雰囲気が漂う中、岐阜県中津川市の付知峡(つけちきょう)へ行って来ました。今回の旅はお金をかけず、急がずゆっくり行動し、お手軽で済ます事を前提としました。全国的に雪の予報が出ている日は避けつつ、そしてまだ公道が空いている時期を狙って旅程を組みました。この日は降雪は無かったものの、路肩に雪が残っていました。私のスイフトスポーツは冬用タイヤを履いていませんが、余裕でした。本当に頼りになる車。途中、何度かABSが働いたり横滑りする事もありましたが、問題無し。路面状況をよく見て、足元から伝わって来る感触を把握すれば、車の制御が自ずと分かります。山道に入る前の道中も、雪化粧した山々が見えたりして、気分を高めてくれました。

もっと早くに記事にしたかったけれど、既に半年以上経過してしまいました・・・何度もぼやいているけれど、毎日定時で帰宅して、もっと使える時間を増やしたいです。今回使用した機材は、SIGMA fpカメラ+ART 20mm F1.4 DG DNレンズ、PENTAX KFカメラ+HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3ED PLM WR REレンズ、KFカメラ+HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedレンズ、GoPro HERO13 Black、それから携帯電話のカメラです。

当てにならない車のナビゲーション

現地までは何の問題もなく車を走らせましたが、私の車のぽんこつナビはいつも通り、変な所を案内してくれました。ナビは舗装されていない、でこぼこの山道の方を指していました。一応そちらに恐る恐る進みましたが、途中でやはりここは違うなと。方向転換が出来ないので、お尻の方から慎重に時間をかけて公道へ下りて、地域住民に道を尋ねる事にしました。丁度道沿いにいた若いお兄さんに声をかけると、丁寧に道を教えてくれました。なんでも、私と同じ様に違う場所へ迷い込む人達がたまにいるとか。

上記に付近の写真を掲載しておきます。現地に到着したら何も考えずに「ようこそ付知峡へ」の看板が見えるまで走りましょう。ここから先は記憶が風化していてよく覚えていませんが、迷う事無く目的地へ着いたと思います。

駐車場へ到着

付知峡の駐車場に到着すると、私以外には先客が一名いたのみ。やはり新年の山奥は閑散としていました。駐車場は結構立派で、ちゃんと雪隠もあるので、きっと時期が違えばもっと多くの観光客が訪れるのでしょう。

すぐ目的地には向かわず、少しの間駐車場付近をうろうろとして、周囲の光景を撮影しました。山小屋には自動販売機が設置され、流しそうめんの看板が確認出来ます。山奥でもしっかり観光地化されているのが分かります。

時期が違えば上記写真にある木桶?で、トマトやラムネを冷やして販売しているようです。

付知峡

付知峡は駐車場から目と鼻の先です。山小屋の側に案内看板があるので、そこから侵入します。この日はほぼ一日好天に恵まれましたが、山に入ってからは天気がころころと変わり、山の天気が変化し易いのを感じました。山の中は薄暗く、この当時はまだ新しく購入したレンズに慣れておらず、写真が全体的に暗くなっています。

熊に注意の看板がありましたが、山道で見た野生動物は猿一匹だけでした。野生動物よりも、人間の方が多いぐらいでした。年始なので私以外に誰もいないだろうと思っていましたが、私が滞在した二時間ぐらいの間に四組の観光客を見かけました。ただ、付知峡の雪道に私以外の足跡が無い場所もあったので、あまり奥まで行かない人が多いのかもしれません。

雪が積もっているせいで全体的に単調な絵面になっていますが、実際に自分の目で確認するとこの一面の雪景色はむしろ美しく、この時期ならではの見所があると思います。写真からは中々良さが伝わらないかもしれません。

下記の写真は付知峡の見所の一つ、不動滝です。不動滝は人口の滝だそうですが、そんな事気にならないぐらい圧巻でした。流石に滝が凍っている事はありませんでしたが、所々氷柱が出来ていて、きっと深夜早朝はかなり冷え込むのでしょう。

不動滝から少し下った所にあるのが不動滝です。もっと天気が良ければ綺麗な水の青色が拝めたでしょうが、写真から分かる通り水面がかなり暗く映っています。もっと分かり易い写真はないかと思い、GoProの動画を切り抜きました。

山の中に響くのは滝の轟音と、雪を踏みしめる自分の足音のみ。雪特有の粘り気のある、ざくざくとした感触と音を楽しみながら散策しました。

吊り橋は良く出来ていて、歩いても余り揺れる事がありませんでした。吊り橋にも雪が積もっていましたが、私以外の人の足跡が一対あるだけでした。この場所がほぼ貸し切りみたいな感じで、この静けさと孤独も悪くないと思いました。

山道は舗装されたり、下記画像にある通り水路も整備されています。歩き易いけれども、自然そのままではなく色々と手を加えてしまうのが日本人のいけないところ。

もっと光が差し込めばさらに美しかったと思う一方で、雪化粧した山の中は静かで美しく、この時期にしかない魅力があります。切り立った渓谷の岩肌や滝の迫力、深遠さを感じる自然が素晴らしく、行って良かったと思いました。一通り見るのに大して時間を要しないので、近くに住んでいる人は余裕で日帰り計画を立てられると思います。

休憩

私はよく休憩や食事を省略しますが、今回はゆったりした旅にするのが目標だったし、途中でコンビニエンスストアに寄るのは煩わしいので、現地の飲食店で食事を済ませました。年始なのに店が営業していたのが驚きでした。山小屋と言うか、古い日本的な建築の店内は温かみがあり、採光が充分で居心地良い感じでした。

私以外には男女一組の観光客がいたのみ。お店で働いている人は一人だけでしたが、観光客が少なくて大した稼ぎは無いだろうに、店を開けてくれるのは有難くて頭が下がりました。私が注文したのは山菜蕎麦。美味しくて温まった。一緒に出されたお茶は少し塩っ気がありましたが、美味しかったです。

気候について

この日は一日ほぼ晴天で風は強くなく、思ったより寒くありませんでした。昨年12月に行った諏訪の方がずっと寒かったです。平野部に住んでいる人でも、普段使っている防寒着で充分だと思います。寒さよりも、天気の変わりの速さの方が印象に残りました。付知峡から下りる時、違う道に迷い込んだかと錯覚する事がありましたが、自分の勘違いでした。何故勘違いしたかと言うと、行きとは路面の様子が大きく変わっていたからです。行きには無かった落石が道路に散乱しており、さらに帰り道の方が雪が多く積もっていました。私が入山してから少し曇天に変わりましたが、恐らくその時に降雪したのでしょう。

同じ山の中でも、ちょっと距離が離れただけで雪雲の境目があるようで、少し車を走らせただけでがらりと天気が変わります。帰り道は細かい雪がちらちらと降っていたので、本格的に降る前に慌てず速やかに下りました。付知峡を離れた後は、空に晴れ間が見え、山の上と下でもかなり天候の違いがありました。

最後に

自然は季節や時間によって大きく表情が変わるので、いつが一番の見頃とするか、それはその人次第かもしれません。冬季には冬季にしかない魅力があると思うので、人が少なくて交通の便がある年末年始に訪れるのも悪くないでしょう。大雪にならない限り、特別な装備が無くても来られると思います。付知峡はお金が大してかからないので、自然が好きで節約旅行をしたい人にお勧め出来ます。

記事公開 2026年9月6日

最新情報をチェックしよう!
>最強のWordPressテーマ「THE THOR」

最強のWordPressテーマ「THE THOR」

本当にブロガーさんやアフィリエイターさんのためになる日本一のテーマにしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております!

CTR IMG