NO IMAGE

百鬼時事通信 第二号 奈良県警 実弾窃盗冤罪でっち上げ事件

日本の警察、またまたまたまたまたまた∞「冤罪でっち上げ」

2022年1月7日、奈良県警が奈良西署で管理する拳銃の実弾5発が無くなったと発表。当直業務をしていた巡査長に違法な取り調べを行い、鬱病を発症させました。巡査長は県側を相手取り、710万円の損害賠償を求める訴訟を起こしました。愚かにも県側は、請求棄却を求めて争う姿勢を見せています

発端は県警が本来の数より少ない実弾を奈良西署へ送り、同署の管理も不充分だったという話です。巡査長は1月6日から1月7日まで当直中に武器保管庫の点検をしており、それが原因で1月9日から窃盗容疑で取り調べをされ、さらに自宅を家宅捜索までされています。

2月28日から3月8日までほぼ連日9時間を超える取り調べを受けた同署員に対し、取調官(実名不明)は「犯人はお前しかいない、何度でも罪状を挙げて逮捕する」と自白を強要。人格否定までされた結果、3月9日に鬱病と診断され、半年間休職することになりました。

県警は同署員に謝罪をしたものの、違法性については否定しています。県警の宮野勝夫監察課長は「係争中につき、詳細なお答えは出来ない」といつもの言い訳をしております。この取り調べをした警察官について情報を持っている人、特に実名を知る人は是非、ネット上で晒上げて下さい。

日本の刑事裁判の有罪率は99.9%、世界的に見て有り得ない数値です。1988年に大阪府堺南警察(当時)槙塚台派出所の巡査が拾得物の現金15万円を着服、善良な妊婦に罪を被せた事件や、北海道警裏金事件など日本の警察の不祥事は枚挙に遑がありません2019年度から警察の取り調べの全可視化が義務付けられたようですが、怪しいものですね。記録として残れば不正な取り調べの実態が分かる筈ですが、それが表に出てこないと言うことは、この「可視化」とやらは実数値より浸透していないと思われます。

刑法第二十一章、第一七二条、虚偽告訴等では、

人に刑事又は懲戒の処分を受けさせる目的、虚偽の告訴、告発その他の申告をした者は、三月以上十年以下の懲役に処する。

とあります。例えば「痴漢冤罪」等が該当しますが、民間では冤罪のでっち上げは処罰されるのに、警察の身内贔屓や検挙数を稼ぐための事件の捏造に対しては、何のお咎め無しなのは本当に公権力が腐っているのを実感します。司法が腐敗していると言うよりも、公権力が腐っているから司法が機能不全に陥っているのが、日本の現状だと思います。

日本の警察官の大半は権力を行使することに愉悦を覚え、公益の為に奉仕することを忘れていると思います。少しでも世の中を良くするために警察官になった、という人達も少なからず存在すると思いますが、初心を忘れず世の為・人の為に滅私奉公して欲しいと思います。

被害にあった巡査長は、今後どのような人生を歩んで行くのか分かりませんが、警察に留まるにしても辞めるにしても、横暴な公権力に対する反骨精神を失わないで欲しいです。ゆっくり慌てず急がないでいいので、時間をかけて傷を癒し、「自分が受けた痛みを他の人に味わってほしくない」という精神の元、弱者に寄り添った道を進んで欲しいと思います。苦労した人はそれだけ人に優しくなれると思いますので。先ずはご自愛を。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!
>最強のWordPressテーマ「THE THOR」

最強のWordPressテーマ「THE THOR」

本当にブロガーさんやアフィリエイターさんのためになる日本一のテーマにしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております!

CTR IMG