メスカル アハル

  • 2022-10-30
  • 2023-02-11
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初めに

2022/10/15開封、価格は3,880円。度数40.0度、容量750ml。産地はメキシコ、ディアマンテ・メスカレロ製です。ディアマンテとはスペイン語でダイアモンドの意で、ダイアモンドの頂点の数と、6名の女性経営者の数とかけているようです。

休日に家族や友人たちに振る舞うスピリッツを作っていたのが起源で、2016年からメスカル生産を始めています。生産された商品の九割が輸出に当てられています。女性主導の経営を行っており、それぞれが製造過程における異なった責務を負っています。

地元で土壌・風土を重んじながら栽培したセニソ・アガヴェを100%使用し、肥料や農薬、化石燃料不使用。工程においても一貫して化学的なものは加えず、小規模な製造を行っています。使用されているアガヴェはまずハウスで4年苗づくりを行い、畑で6年栽培。収穫までに10~12年の歳月をかけています。

色、香り

液体は無色透明。香りはテキーラに近いかと思われますが、テキーラに無い香ばしさがあります。

味わい

その日は10月なのにまだ蒸し暑く、一日雨だった日。ミシャグジに関する民俗学の本を読んで静かに興奮し、酒を飲みたい衝動に駆られて封を切りました。まだコロナの味覚・嗅覚の後遺症が僅かにありますが。

この酒は詮の口が独特で、キュービカルジンにあるようなプラスチックの部品が嵌まっています。傾けても一気にどばっと出ないようになっています。螺子式の詮はどこまで締めていいか分かり辛く、回し続けると一周して緩んでしまう形式の物であります。これは使い辛いのでやめてほしい。

メスカルはデル・マゲイに続いて二本目。宣伝文句として、薫香の中にオレンジ、桃、林檎のような果実感があると言っています。確かにスコッチとはまた違う煙たさがあり、燻製のような或いは紙などを燃やした普通の煙のような感じでありましょうか。この野性的な匂いは言うなれば、「余り減臭処理をしていない豚骨ラーメン、だがそれが美味い」と言うのに似ているかもしれません。乳製品の発酵臭にも通じるものがあると思います。この燻した香りは、味覚としても舌に残ります。開封初日では、果実感と言うのはぴんと来ませんでした。

一口目では分かりませんでしたが、杯を進めると段々と甘さが感じられるようになってきました。ぴりっとした締りのある辛口で、苦味も少しあります。けっこう癖のある味で、好き嫌いが分かれるだろうと思います。

テキーラ・メスカル共に田舎臭いと言うか、日向の匂いや牧歌的な味わいがある酒ですが、メスカルの方がより野暮ったい感じがします。テキーラの方が洗練された感があると言うか。原材料が同じでも、テキーラ・メスカル間でも好みが分かれるだろうと思います。

飲んでいて、どこかで口にした事のある味だと思うのだが、思い出せない。何かに近い。強いて言えば、テキーラより芋焼酎の方が近いかと思います。土臭い、田舎臭い、洗練されているとは言えない味わい。好き好きですが、私は悪くないと思います。

開封から二日もすると段々と開いてきて、最初より美味く感じ始めました。香り、味わい共によりはっきりとしてきました。

開封から四日目、Trail Of DeadのⅨを聴きながら飲む。音響設備が良くなったせいか、このアルバムの良さがもっと分かってきたところです。ようやく果実感というのも少し分かってきて、林檎というのが一番しっくりきました。少し酸味もあるので林檎酢とかが近いでしょうか。

最後に

大変癖のある酒で、探求のし甲斐があります。テキーラに比べると、メスカルは流通している銘柄が少ないようですが。飲んでいて少し疲れる種類の酒なので連続しては飲む気になれませんが、少し間を置いて次の獲物を品定めしたいと思います。

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