アハトロ ディヴァ

  • 2024-06-09
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初めに

2024/5/12開封、価格は5,980円。度数40.0度、容量750ml。産地はメキシコのハリスコ州、ロス・アルトス地区のオーレ蒸留所ですが、瓶詰はアメリカのオレー・プロダクツ社です。赤ワイン樽で短期間熟成しています。

最近バーで飲んで気になったので、自宅でじっくり味わうべく購入しました。アハは「あっち行け」、トロは牛の事を指しています。牛を追い立てる時の言葉なのでしょうか。テキーラの味わいをより強くする為、アガベの繊維質を混ぜているそうです。

色・香り、味わい

瓶の中だと赤に見えますが、グラスに注ぐと明るい桜色、ロゼワインの色に映ります。野性味あるアガヴェの良い香りがします。

開栓時の注意点として、栓がとにかく固いと言うか、引っ張ってもゴムが伸びるような感覚で一向に抜けず、零さないように苦労しました。本当は大して力が要らなかったかもしれませんが、勢い余って酒を零したくないので恐る恐るやりました。閉める時もかなり固いです。

最初の印象としてはバーで飲んだ時ほどこくを感じられず。繊維質を混ぜているそうですが、それが影響して特に雑味が出ているとか、味わいが強いという印象は無いかと思います。ちょっと酸味があるのが気になります。ブランコが元ですが、熟成感はレポサド相当かと思います。

口に含んでから喉を落ちるまでアガヴェの良い香り、そして香草のようなすっとした香りが存在します。余韻に少し舌が乾くような渋さと、ほろ苦さがあります。赤ワイン樽の短期熟成による色移りで可愛らしく見えますが、味わいへの影響については私にはちょっと分かりませんでした。風味は兎も角、旨味が特別増幅していると言う印象は無いかと。三分の一程飲んだところで、味わいが良くなったように感じました。

最後に

底の方に旨い成分でもこずんで(沈んで)いたのか、本当に残り少なってからようやく、美味くなってきたと思います。やはり開栓してからある程度、酸素に触れた方が真価を発揮しますね。終盤にはアガヴェ以外に、果実的でワインらしき風味が感じられるようになった気がします。最後の注意点として、瓶の形状から少し注ぎ辛さがあります。残り少なくなってくると、出が悪くなります。最後の方で少し零してしまいました。勿体無い・・・

ところで、私はこれまで飲んだ酒のコルクは捨てずに、洗って清潔な状態で保管しています。コルクは腐食しやすく、一度抜くと元通りにならない物もあるので、替え栓としてある程度残すようにしています。

捨ててしまえば只の塵ですが、ある程度繰り返し使う事で塵の削減になります。上記写真にあるように、色んな種類のコルクを取っておけば必ずどれか一つは合う物が出て来ます。日頃からよく酒を飲む人であれば、わざわざ替え栓を購入するのではなく、勿体無い精神で再利用してはどうでしょうか。

記事公開 2024年6月9日

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