初めに
2024/1/4開封、価格は2,980円。度数50.5度、容量1,000ml。産地はアメリカのケンタッキー州、オースティン・ニコルズ社の商品です。NASですが、熟成年数は8年になります。
色・香り、味わい
色は琥珀色。香りは蜂蜜やバニラ、香辛料。それにオークの香りを感じられます。上品で良い香りだと思います。
味わいは甘くて若い。若いと言っても物足りないと言うより、新鮮で瑞々しさを感じます。やや酸味があるかと思います。バーボンらしい若々しいオークの香りがします。
生産者によると、度数を低く設定する事で、熟成時に樽の香りを余すところ無く引き出せるとか。最初に切れの良い木の香り、香辛料的な刺激、余韻に少し塩っ気と再度立ち昇る良い木の香り。他にバニラやメープルのような香りも。口に含んでよく賞味した時の香り高さが印象的です。
新年最初に空けた酒ですが、とても良い。常飲用として優秀です。費用対効果を考慮に入れれば、以前飲んだ12年物(別記事参照)に大きく引けを取らないと思います。この101が旗艦的な商品のようですが、それも頷ける品質があると思います。
最後に
私ならフォアローゼスやジャックダニエル(の低価格商品)よりこの銘柄を選びます。特に、ジャックダニエルでは太刀打ち出来ないであろうと思います。嗅覚、味覚共に満たしてくれる良質なバーボン。美味いのでつい杯を重ねてしまいます。後日、常飲用として3本追加で購入しました。美味しかったです。ご馳走様。