フォンタガール シングルモルト CGNC 9918-5

初めに

2026/3/8開封、価格は7,570円。度数44.0度、容量700ml。産地はフランス、フォンタガール蒸留所です。四世代に渡って、コニャック造りをしている家系が手掛けるウイスキーです。原材料は地元で栽培された六条大麦のモルト100%で、シャラント型蒸留器で2回蒸留しています。コニャック樽で4年熟成、冷却濾過はしておりません。公式サイトによると「Aging in French oak casks that once held very old Cognacs.」と説明があり、古いコニャック樽を使用しているのが分かります。

欧州のウイスキーを購入するのは三年ぶりです。真っ黒な瓶が格好良いこの商品。写真からは分かり辛いですが、瓶の下の方はハンドガンのスライドにあるセレーションや、スタッズの様な凹凸があり手が込んでいます。栓は硝子とシリコンを組み合わせた物を使っています。海外の個人サイトだとコニャック樽の他に、バーボン樽も使われていると言う情報が散見されましたが、真偽は不明。販売店の説明では「厳選した異なるタイプの樽で熟成させることで、それぞれの個性を表現している」とあるので、これの事かもしれません。商品名のCGNCは「cognac」から取られているのでしょう。

色・香り、味わい

色は明るい黄金。香りは弱い。干し葡萄の甘い香りの他に、一瞬だけ穀物の香りがしました。二日目にはピートの様な香ばしさも感じました(ピートは使っていない筈ですが)。他には仄かな酸味、爽やかな林檎の香りがあるでしょうか。

最初の一口でおや?と思った。味わいがウイスキーのそれではなく、最初はグラッパみたいだと感じました。二口目も同じ印象。アルコールは円やか。優しい味わいで、最初から最後まで刺激が殆ど無い。大人しく、はっきりした味わいではない。かと言って、ぼんやりしていると表現するのは適切でない感じで、強いて言えば滋味となるでしょうか。明らかに葡萄系の香りや味わいに強く傾いており、スコッチやアメリカンウイスキーとは一線を画す。

前述した通り、公式サイトの情報で「Aging in French oak casks that once held very old Cognacs.」と記載があるので、コニャックの古酒の影響が強いのでしょう。何も情報を与えられず、目隠しで飲まされたらウイスキーとは思わないのではないか。最初の一杯はそんな味わいでした。

とても引きが早く、飲んだ後に余韻と呼べるものが無い。最初の一杯を飲み終えた感想としては、非常に評価が難しいウイスキー。決して不味くはない。美味いとも言えない。これまで体験した事が無い様な、不思議な味わいだと思いました。そして、何か無性に気になると言うのか、次の一杯をすぐに飲みたくなりました。

古いコニャックの樽を使っているので、最初は全く樽感が押し出されていない印象でしたが、三杯目から渋みや香ばしさが出て来たと思います。二日目になると、何となくオーク由来の香ばしさとか木の香りを感じました。コニャックに使われた樽も、恐らく元はリムーザンオークだろうから、当然かもしれません。途中から、青林檎の様なさっぱりとした果実感も出て来ました。

ところで、飲んでいる時に姉がWBCを観ながらぎゃーぎゃー騒いでいて煩い(怒)。商業スポーツなんて、本当にどうでもいい。もっと政治に目を向けろと思います。これを飲んでいる時期、良い知らせがありました。馳浩が落選したからです。奴は震災後に東京に逃げて、万博の肩入れをしたり、石川県の復興を妨げたA級戦犯。石川県民の審判が下りましたね。国政選挙は不正出来ても、地方は無理なのでしょうか(笑)ざまーみろ、高市!!
閑話休題。最初は滋味で辛口だった印象ですが、1/3ぐらい消費した後だろうか(真っ黒なので中が見えない)には甘さが増してきました。酸味のある、さっぱりとした果実的な甘さです。この頃には一番最初に感じた、グラッパの様な印象は消えていました。代わりに、香辛料的な刺激が強くなりました。中間から締めにかけて、きりっとした刺激があります。消費毎に味わいが大きく変わったと思います。

最後に

この商品は辛口寄りですが、とても飲み易かった(辛口過ぎるのは苦手)。爽やかな果実感があるお陰でしょうか。流石フランスと言うのか、マルティニークのラムがコニャックの味わいに寄っているのと同じで、ウイスキー作りも国柄が出ているのでしょう。少しブランデーっぽい性格があったと思います。値段は高いが、試すだけの価値はあると思います。少し前に飲んだ、アイリッシュのウォーターフォード・ザ・キュヴェ(別記事参照)と値段や熟成年数が近いですが、こちらの方がやや完成度が高いかもしれない。若いウイスキーですが、今後の可能性を感じます。フレンチウイスキーと言えば、その内ブルイユの物も試したいところ。美味しかったです。ご馳走様。

記事公開 2026年4月13日

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