初めに
2024/12/7開封、価格は2,555円。度数40.0度、容量700ml。産地はポーランド南部、ウォッカの製造で有名なビェルスコ・ビャワに、1743年に設立された歴史あるジョベル・ポルスカが生産しています。

カルパティア山脈の綺麗な湧き水とライ麦を原料に使用し、コラムスチルと銅製蒸留器によって5回蒸留しています。
色・香り、味わい
色は無色透明で、ウォッカらしく殆ど匂い無し。瓶のデザインが、以前飲んだ同じポーランド産のベルヴェデールに少し似ています。
飲むとウォッカらしく純粋なアルコールと言う感じだが、不思議と最初の一口はジンのような印象を受けました。非常に滑らかなアルコールで、薬品臭さが無い上品な感じ。瓶の裏側に「late harvest sweet rye」の文字が確認出来ます。多分「遅摘み」で水分が抜け、糖度が増していると言う事だと思います。確かにスピリッツから、穀物の甘みのようなものが伝わって来る気がしました。


他に柑橘のような風味、中間から苦みも感じられます。少し舌が渇くような渋みもあります。甘さは控え目で、きりっとした辛口のウォッカです。
海外サイトだと酷評がちらほらありますが、私はそんなに悪くないと思います。ブレコン・ファイブウォッカを飲んだ後だと、さすがに平凡に感じますが・・・スミノフみたいな不味いウォッカを買うなら、こちらを選んだ方が良いでしょう。
最後に
この商品は値段相応と思われます。悪くはないが、再び手を伸ばす程ではないと評価しました。ストレートでじっくりと楽しめる域には、達していないかもしれません。小さい子供がいる家庭なら、瓶に嵌まった宝石のような飾りは、玩具として再利用出来るので喜ばれそうです。
記事公開2025年1月25日